1988-01-01から1年間の記事一覧

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1988年3月28-30日に京都大学で行われたシンポジウムの記録。 社会システム論と法の歴史と現在―ルーマン・シンポジウム作者: 河上倫逸出版社/メーカー: 未来社発売日: 1991/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る 編者まえがき…

I 社会システム論と法の歴史

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II 社会システム論と法の現在

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III ルーマン 現代を語る

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IV 「法史と社会システム論」

asin:4624011023 河上倫逸によるインタビュー。 八で自分の所有論について振り返っている。七も所有の話で、量としてはこちらのほうが多く、八はそのまとめ。 一 シンポジウム評 二 予備的問題 三 エールリッヒ 四 サヴィニー 五 ゲゼルシャフト 六 区別と媒…

(4) 清水多吉「ドイツ的ポスト・モダン論に抗して──ニクラス・ルーマン教授批判」

(3) 社会システムとしての法

(2) 「第三の問い──法および法史におけるパラドックスの創造的活用」

(1) 「所有権の起源とその正統性──歴史的概観」

1 現代社会は、自らを的確に捉えた理論を未だ見出していない。我々は、まず最初にこの点を認めなければならない。たしかに、資本主義社会とか工業社会、あるいは脱工業社会、科学-技術文明、ポストモダンなど、〔現代社会についての〕記述はあれやこれやと…

V 付録

asin:4624011023 第一日目討議資料 (1) 「所有権の起源とその正統性──歴史的概観」 (2) 「第三の問い──法および法史におけるパラドックスの創造的活用」 第二日目討議資料 (3) 社会システムとしての法 第三日目討議資料 (4) 清水多吉「ドイツ的ポスト・モダ…

ニクラス・ルーマン(1988→1991)『社会の経済』

社会の経済作者: ニクラスルーマン,春日淳一出版社/メーカー: 文眞堂発売日: 1991/09/20メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (29件) を見る 第1章 32 価格 第2章 51 オートポイエティック・システムとしての社会の経済 第3章 44 経済システ…

第1章「価格」

『社会の経済』 I 19 サイバネティクスの文献では、自己記述の代わりに「モデル」という概念を用いるが、この概念は自己準拠的指向の準拠点がもつ静態的成分を強調しすぎるので、われわれは採用しない。 [28] 価格:貨幣支払いを予期可能なものにする形式

第2章「オートポイエティック・システムとしての社会の経済」

『社会の経済』 I [35] 古典的経済理論が考察したのは 財の量不変の原則が当てはまらない状況。だから、労働という要素に基底的な意義を認めた。 [48] 「欲求」は、すべての人が経済に包摂されている状況を特徴付けるゼマンティクである。階層社会では欲求を…

第3章「経済システムの内的環境としての市場」

『社会の経済』 I 市場の規定 本書では「市場はシステムである」という規定も、「市場は経済システムの下位システムである」という規定も採用しません。 II 市場は内部環境である [87] 本書では市場を「内部環境」だと規定します。 III 生存維持経済 [89] 本…

第4章「経済システムにおける二重循環運動」

『社会の経済』 I 問い [130] 問い いかなる内的構造が、自己準拠的閉鎖性とそれに結び付いた逐一依存の放棄とを埋め合わせるのに用いられるのか? これら閉鎖性や逐一依存の放棄にもかかわらずシステムが十分ないわば盲目の感受性を身に着けるという状況を…

第5章「資本と労働―区別の問題」

『社会の経済』 I [151] 〈資本/労働〉は、「一方にとっての問題解決が、他方にとっての問題である」という関係にあります。 問題が解決されればされるほど問題が生じる関係です。 [152] たとえば〈社会主義/資本主義〉のどちらが優れているかといった議論…

第6章「稀少性」

『社会の経済』 偶発性定式としての稀少性 コミュニケーション・メディアとしての「所有」 所有による稀少性処理と貨幣による稀少性処理の差異について 頁数 主題 要約 I 06 稀少性の規定:自己言及性とパラドクス 後に続く占取の可能性を制約するという条件…

第7章「コミュニケーション・メディアとしての貨幣―象徴的一般化と悪魔的一般化」

ISBN:4830940395 I パーソンズ理論からの変更点 II 貨幣における普遍主義と特殊主義 III 二元コードの二元性の意味 IV コードとプログラム。プログラムの二つの類型(外部参照型と自己参照型) V VI VII VIII IX X XI

第8章「意思決定行動の社会学的局面」

『社会の経済』

第9章「メディアと組織」

『社会の経済』

第10章「制御の限界」

『社会の経済』