哲学

【涜書】野家啓一(1996/2005)『物語の哲学:柳田國男と歴史の発見』

合評会の準備。 物語の哲学: 柳田國男と歴史の発見作者:野家 啓一岩波書店Amazon 物語の哲学 (岩波現代文庫 学術 139)作者:野家 啓一岩波書店Amazon 序 「歴史の終焉」と物語の復権 第1章 「物語る」ということ―物語行為論序説 第2章 物語と歴史のあいだ …

【涜書】アーサー・C・ダント(1965)『物語としての歴史――歴史の分析哲学』

https://contractio.hateblo.jp/entry/20241010/p1 物語としての歴史 ――歴史の分析哲学 (ちくま学芸文庫タ-60-1)作者:アーサー・C・ダント筑摩書房Amazon 実在論的歴史哲学と分析的歴史哲学 011 歴史の最小特性 015 歴史的知識の可能性に対する三つの反論 05…

【涜書】宇野邦一(2001/2020)『ドゥルーズ 流動の哲学』

ドゥルーズ 流動の哲学 [増補改訂] (講談社学術文庫)作者:宇野邦一講談社Amazon

エルンスト・カッシーラー(1923)『シンボル形式の哲学1:言語』

読書会と聞いて。 シンボル形式の哲学〈1〉言語 (岩波文庫)作者:E. カッシーラー岩波書店Amazon はしがき 009 序論 問題の提起 017 I シンボル形式の概念とさまざまなシンボル形式の体系学 019 II 記号の一般的機能──意味の問題 041 III 「表出」の問題と意…

荒畑靖宏(2009)「脱自としての心的生──ハイデガーとマクダウェルの「特異」な外在主義」

通勤読書。 『存在と時間』読書会におけるご教示による。 荒畑靖宏「脱自としての心的生──ハイデガーとマクダウェルの「特異」な外在主義」『成城文藝』 206, 2009.https://cir.nii.ac.jp/crid/1050001337472275456 はじめに I II III IV V

The Five Books:デカルト『方法序説』読書会(講師:三浦隼暉)

方法序説 (岩波文庫 青 613-1)作者:デカルト,R.岩波書店Amazonhttps://the-five-books-discourse-on-the-method-4.peatix.com/ 講義内容 今から約400年前、現代科学の礎が築かれた科学革命の時代、ルネ・デカルト(1596–1650年)という一人の天才が、新たな…

デカルト(1637)『方法序説』第一部

ISBN:4003361318 序 この序説が長すぎて、一度に読み通しにくければ、これを六部に分けてもよかろう。そう分けると、 第一部には学問についてのさまざまな考察が、 第二部には著者の探求した方法の主要な規則が、 第三部にはこの方法からひき出された実践道…

デカルト(1637)『方法序説』第二部

ISBN:4003361318 第二部

The Five Books:カント(1785)『人倫の形而上学の基礎づけ』読書会

プロレゴーメナ/人倫の形而上学の基礎づけ (中公クラシックス W 42)作者:カント中央公論新社Amazon

お買いもの:カント(1785)『道徳形而上学の基礎づけ』

読書会用。せっかく御子柴新訳が出たのでこの機会にそちらも購入してみた。道徳形而上学の基礎づけ作者:イマヌエル・カント人文書院Amazon 版元:http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b613113.html

いただきもの:朱喜哲(2024)『人類の会話のための哲学:ローティと21世紀のプラグマティズム』

写真を残したいパッケージでお贈りいただきました。 どうもありがとうございます。人類の会話のための哲学: ローティと21世紀のプラグマティズム (nyx叢書, 008)作者:朱 喜哲よはく舎Amazon

「哲学入門読書会」紹介04:オリエンテーション3/3──0. 開催日までにやること

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の四つ目をアップしていただきました。 本日は、自分が考えたこともないようなことを考えるためには、考えなくてもわかることを使って・考えないでもできることをすること…

「哲学入門読書会」紹介03:オリエンテーション2/3──場の管理(トレーニングと安全性)について

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の三つ目をアップしていただきました。 今回はトレーニングの場の管理についてお話しています。 場の管理のために使われる典型的なツールはルールですが、ルールは能力を…

ヘーゲルにおける反省の理論

ヘーゲルの反省論―自立と矛盾作者:中野 眞西田書店Amazon ハンス=ゲオルク・ガダマー(1971)『ヘーゲルの弁証法』 山口誠一、高山守訳、未來社、1990年 ISBN:4624020294 Hans-Georg Gadamer, Hegels Dialektik, 1971. ディーター・ヘンリッヒ(1971)『ヘー…

哲学書を読むための論理学サマースクール(全4回、葛谷潤・富山豊)

地獄のスケジュールの合間に地獄のイベントを入れてしまった。 日時:2023年7月22日(土)、7月29日(土)、8月11日(金祝)、9月16日(土)13時00分開始・17時ごろ終了(予定) 場所:一橋大学国立キャンパス 参加希望者は担当者(濵本鴻志 ko.hmmt[at]gmai…

エマニュエル・レヴィナス(1947→1987/2005)『実存から実存者へ』読書会 第12回

contractio.hateblo.jp レヴィナス読書会関係者の方へ。皆さま、こんにちは。当初の予定どおり20日(土)の22時から第11回を開催します。検討箇所は以下の通りです。よろしくお願いします・第1章「実存との関係と瞬間」 第2節「疲労と瞬間」第11段落 P63~※ち…

読書会の準備:中島義道『哲学の教科書』

中島義道『哲学の教科書』を読んでいて気がついたことだけど。 なぜ実存主義においてことさらに文学との関係が話題になるかと言うと、これは 実存主義においては具体的個物のあり方が問題となるのであるにもかかわらず、 哲学の中には具体的個物の描写を訓練…

The Five Books:ライプニッツ『形而上学叙説』第二回

形而上学叙説 ライプニッツ−アルノー往復書簡 (平凡社ライブラリー ら 7-1)作者:G.W.ライプニッツ平凡社Amazon The Five Books:ライプニッツ 著『形而上学叙説』 開講期間: 05月29日(月) ~ 06月06日(月) 講義時間: 20:00-21:30 講師: 三浦 隼暉 http://www.…

お買いもの:ライプニッツ『形而上学叙説』

この先二度と読むことはないだろうと思って売り払ってしまった本を買い直し続ける人生でした。形而上学叙説 ライプニッツ−アルノー往復書簡 (平凡社ライブラリー ら 7-1)作者:G.W.ライプニッツ平凡社Amazon The Five Books:ライプニッツ 著『形而上学叙説』…

2023年4月用の資料:自己啓発とその周辺

読み書き能力の効用 新装版 (晶文社アルヒーフ)作者:リチャード・ホガート晶文社Amazon はじめよう、ロジカル・ライティング作者:名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校国語科ひつじ書房Amazon リチャード・ホガート(1958→1964/0984)『読み書き能力の効…

ハンナ・アーレント(1970/1982→1987/2009)『カント政治哲学講義』

苦手分野克服への旅は続く。 完訳 カント政治哲学講義録作者:ハンナ アーレント明月堂書店AmazonISBN:4588099183 『思考』への補遺(『精神の生活』第一巻より) カント政治哲学講義録(ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチにて、一九七〇年秋学…

瀬戸内哲学研究会「メルロ=ポンティ〈肉〉の存在論の解明に向けて」

講演者:秋葉剛史(千葉大学) 日時:2023年2月5日(日)15時10分–16時30分 会場:岡山大学津島キャンパス文法経一号館2階文学部会議室 開催形式(予定):対面/オンライン開催 *参加費無料・要事前登録(https://forms.gle/SXUcdUHUSDJuUGyAA) ** 対面で…

いただきもの:和泉 悠(2022)『悪い言語哲学入門』

どうもありがとうございます。 かなり前にいただいていたものですが、近く読書会を行うことになったのでようやく読む時間が 読書会についてはこちらのツイート参照のこと毎種土曜14時の自主ゼミ。今期開催中の『悪い言語哲学入門』読書会の案内です(再掲)↓…

トマス『神学大全』

読書会があると聞いて。 神学大全I (中公クラシックス)作者:トマス・アクィナス中央公論新社Amazon

いただきもの:レヴィナス協会編(2022)『レヴィナス読本』

どうもありがとうございます。レヴィナス読本作者:安喰 勇平,伊藤 潤一郎,伊原木 大祐,押見 まり,加藤 里奈,冠木 敦子,川崎 唯史,黒岡 佳柾,小林 玲子,高井 ゆと里,高野 浩之,田中 菜摘,中 真生,樋口 雄哉,松葉 類,三上 良太,峰尾 公也,横田 祐美子法政大学…

哲学オンラインセミナー「形而上学は閉じられない——エスノメソドロジーで拓く精神医学の哲学」

哲学オンラインセミナー「形而上学は閉じられない——エスノメソドロジーで拓く精神医学の哲学」 日時:2022年8月28日 14:00(JST)より 登壇者 レクチャラー:後藤真理子(リサーチマップ) レクチャラー:河村裕樹(リサーチマップ) 司会:三浦隼暉(リサー…

後藤真理子:精神疾患と社会構築主義

後藤真理子(2020)「精神疾患は自然種か」 哲学論文集 56 19-39, 2020-12-15https://cir.nii.ac.jp/crid/1390009224764809984 後藤真理子(2020)「精神医学における社会構築主義と実践種」 西日本哲学年報 28 (0), 19-, 2020https://cir.nii.ac.jp/crid/13…

お買いもの:山口 尚(2022)『難しい本をよむためには』

難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書 408)作者:山口 尚筑摩書房Amazon 1 原理編 第一章 キーセンテンスを見つける 第二章 文章全体の主張を捉える 第三章 グルグル回りで読み解く コラム 解釈学との出会い 2 方法編 第四章 前提と結論に腑分けする…

ルチアーノ・フロリディ(2010→2021)『情報の哲学のために』

セミナーがあると聞いて。 The Five Books 学びながら読む "おそい" 読書 書籍:『情報の哲学のために』(ルチアーノ・フロリディ著) 講師:榎本 啄杜 「現代社会のキーワードをいくつか挙げて」と言われると、大半の人が「情報」を含めて答えるのではない…

酒井泰斗+吉川浩満「非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」のための企画案 ver.4

追記(2022年8月21日):最終案はこちら ver.1 https://contractio.hateblo.jp/entry/20220222/p0 趣旨 「一般向け哲学教育・哲学入門」をテーマとする雑誌連載の準備作業として開催する読書会です。 想定参加者 高校卒業程度相当の知識と教養を持ち、哲学に…