哲学書を読むための論理学サマースクール(全4回、葛谷潤・富山豊)

地獄のスケジュールの合間に地獄のイベントを入れてしまった。

  • 日時:2023年7月22日(土)、7月29日(土)、8月11日(金祝)、9月16日(土)
    13時00分開始・17時ごろ終了(予定)
  • 場所:一橋大学国立キャンパス
  • 参加希望者は担当者(濵本鴻志 ko.hmmt[at]gmail.com)までご連絡ください。なお、会場の都合により人数制限を設ける可能性がございます。

開催要旨

 今回の一橋大学哲学・社会思想セミナーでは「哲学書を読むための論理学サマースクール」と題して、その名の通り哲学書を読むために必要となる論理学の基礎に触れるためのサマースクールを開催する。本サマースクールは全4回にわたって行われ、前半2回では古典述語論理の自然演繹を扱い、後半2回では命題様相論理を扱う。受講者は実際に手を動かして問題を解き、またそこでの学びがどのように哲学の議論において現れるのか(前提とされているのか)を理解することで、(とりわけ分析哲学の)テクニカルな議論にも臆さず読み進められるようになるだろう。
 本サマースクールが想定する受益者は、論理学の授業を受ける機会のなく、テクニカルな論文に苦手意識のあるような哲学の修士院生である。もちろんそれ以外の身分の研究者・院生も歓迎するが、あくまで補習のための集中突貫コースという趣旨の下で開催されるという点をご了承いただきたい。以上の点から、論理学を独学する哲学院生がえてして躓きやすく、かつ論文を読む際に事前知識として暗黙裡に要求されるトピックとして、自然演繹と様相論理を選んだ。
 講師は富山豊氏と葛谷潤氏に務めていただく。両氏は、現代大陸哲学の重要な一分野である現象学をご専門にしつつも、言語哲学心の哲学など分析哲学の潮流に属す諸研究を踏まえたご研究を発展させてきた。現象学分析哲学を架橋する研究経緯をお持ちの両氏は、哲学書を読むために論理学を(論理学の非専門家として)学ぶ必要に駆られてきた研究者であり、これはとりわけ論理学を独学する必要のある院生にとっては先駆者としての重要な意味を持つだろう。

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