1971-01-01から1年間の記事一覧

ハーバーマス&ルーマン『社会理論か社会工学か──システム研究は何をおこなうか』

批判理論と社会システム理論―ハーバーマス=ルーマン論争作者: J.ハーバーマス,N.ルーマン,佐藤嘉一出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 1984/08/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (52件) を見る ニクラス・ルーマン「全体社会の分析形式と…

ニクラス・ルーマン「全体社会の分析形式としての現代システム理論」

ISBN:4833202042 第16回ドイツ社会学会議(フランクフルト、1968年)での講演。 [] I [] II [] III [] IV [] V [] VI [] VII []

ニクラス・ルーマン「社会学の基礎概念としての意味」

ISBN:4833202042 [序] I [意味の機能分析と意味構成システム。予備考察] II [体験の処理形式としての意味。否定の機能] III [意味と情報の区別に基づくコミュニケーションと経験の再定義] IV [意味の三次元] V [小括:社会次元における偶発性につ…

IV 社会進化

[03]「特殊なコミュニケーションメディアと特殊な社会システムの関連性」というトピックは、社会進化のタイトルのもとで扱われるべきものだよ。 [04] 社会進化論は〈システム構造/システム過程〉に関する理論として再定式化されるべき。 [05] 社会進化論の…

III コミュニケーションメディアとしての真理

[01] [02] [03] 「伝達 Übertragung」概念について: [04] コミュニケーションメディア: 選択の仕方によって承認へと動機づけられるとき(選択様式が同時に同期構造として機能するとき)に生じているもの。 [05] 帰属様式の違いによる諸メディアの布置: [0…

II システムとしての討議

ハバーマスのいう「討議」によって実際に生じるのは、「頻繁なる会議参加による社会化」だよねー(大意) この社会化の過程のなかで ある者はより多く、他の者はより少なく、討論に適した諸特性と諸能力の組み合わせ形式に自己を形づくることに成功する。──…

I 複雑性の問題

■〈実践/技術〉 p.383 [ルーマンが 〈実践/技術〉という原則的区別をもはや許容しない行為概念を用いていることを ハバーマスは批判するのだが、]実践と技術の相違を私が正しく理解しているとすれば、その要点は、 その行為が一種の自己成就において実現…

ニクラス・ルーマン「システム理論の諸根拠──ユルゲン・ハーバーマスに対する私の回答──」

批判理論と社会システム理論―ハーバーマス=ルーマン論争作者: J.ハーバーマス,N.ルーマン,佐藤嘉一出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 1984/08/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (52件) を見る I 複雑性の問題 II システムとしての討議 I…