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【みなさんの】『概念分析の社会学』第六刷【おかげです】

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ギルバート・ライルの現象学とエスノメソドロジー(仮)

趣旨 第三期の社会学研究互助会では、2011年以降、『概念分析の社会学2』の刊行へ向けた準備作業のひとつとして 連続研究会を行ってきました。なかでも昨年9月には、研究主題の広がりを概観するために、政治思想史・哲学・社会学・医学史の専攻の方に登壇…

【みなさんの】『概念分析の社会学』第五刷【おかげです】

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涜書:ギルバート・ライル(1954)『ジレンマ』

シンポジウム準備研究会準備。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20140301 1953年にケンブリッジ大学でおこなわれた講演の記録。邦訳は1997年刊行。 今回は第7章「知覚」。 ジレンマ―日常言語の哲学 (双書プロブレーマタ (3-3))作者: ギルバート・ライル,篠…

いただきもの:浦野(2014)「発達障害者のアイデンテイテイ」

ありがとうございます。 浦野 茂(2014)「発達障害者のアイデンテイテイ」(社会学評論64-3) 1 問題の所在 2 事例について 3 困難の語りを導き出す 4 練習の資源としての物語 5 すれ違いを誤解として捉え返す 6 理解を要求する 7 発達障害者のアイデンティ…

涜書:ハーバーマス(1967)『文献レポート:社会科学の論理によせて』

ISBN:4772003622 目次:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20120721 新板のための序文(1982) p. 8 批判的社会理論の試みは、なによりもまず方法論と認識論のレベルでその正しさが立証されねばならないというのが、わたしのかねてからの考えだった。『社会…

涜書:門脇(2002)『理由の空間の現象学』

今年はシンポ準備で年越し。 昨年はやはりシンポ準備でフーコーを読んでいた模様。 シンポジウム「making up people - イアン・ハッキングの歴史的存在論」(2013年9月7日) - 日曜社会学 http://d.hatena.ne.jp/contractio/____1231 理由の空間の現象学―表…

涜書:門脇俊介(2010)『破壊と構築:ハイデガー哲学の二つの位相』

来年夏へ向けたシンポジウムの準備。 socio-logic.jp破壊と構築―ハイデガー哲学の二つの位相作者:門脇 俊介東京大学出版会Amazon http://www.utp.or.jp/bd/4-13-010118-8.html http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2010/12/post-408/ 第I部 破壊としての存在論…

涜書:ライル(1929)「ハイデガーの『存在と時間』」

来年夏へ向けてシンポジウムの準備を開始。 ギルバート・ライル(1929→1979)「ハイデガーの『存在と時間』」(野家啓一訳、『現代思想』1979年9月・臨時増刊ハイデガー)Gilbert Ryle, 1929, Heidegger's Sein und Zeit, Mind 38. 現代思想 臨時増刊号 1979…

社会学研究互助会第七回:シンポジウム「making up people - イアン・ハッキングの歴史的存在論」

要事前申込み。ミシェル・フーコーの仕事を引き継ぎつつ、「述語付け、分類、帰納…」といった哲学的問題を、歴史的・経験的な素材の中で検討するかたちで行われたイアン・ハッキングの一連の仕事 making up people。 このシンポジウムは、最近邦訳された二著…

ハッキング『偶然を飼いならす』

シンポ準備の終焉。偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命作者: イアン・ハッキング,石原英樹,重田園江出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 1999/06/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 38回この商品を含むブログ (40件) を見る

フーコー「啓蒙とは何か」

シンポ準備、最後のフーコー。 ミシェル・フーコー思考集成〈10〉倫理・道徳・啓蒙作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,蓮實重彦,渡辺守章出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (…

納涼ハッキング祭り:第二回読書会

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 第1回は 7/6 に行いました。id:contractio:20130706第2回開催日は 8月11日です。 第一回目は次のインビューの p.11「C…

重田『フーコーの穴』

フーコーの穴―統計学と統治の現代 (明治大学社会科学研究所叢書)作者: 重田園江出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 2003/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (20件) を見る 第一章 フーコーの穴――方法論的序説 第一部 第二章 …

納涼ハッキング祭り・涜書:フーコー『言葉と物』

シンポ(http://bit.ly/IanHacking)準備祭り。 1966年の著作。フーコー40歳。 言葉と物―人文科学の考古学作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,渡辺一民,佐々木明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1974/06/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 55回…

納涼主体化祭り:廣瀬浩司(2011)『後期フーコー──権力から主体へ』

とりあえず序論と「第III部 パレーシア講義の射程」を再訪。後期フーコー 権力から主体へ作者:廣瀬浩司青土社Amazon 青土社 ||哲学/思想/言語:後期フーコー 序章 権力システムのゼロ地点 1 「パノプティコン」 モデルを越えて (1)権力の合理化とその…

納涼主体化祭り

相澤 哲(1996)「M.フーコーにおける《主体化》の主題」(年報人間科学 17) http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/handle/11094/10768 慎改康之(2003)「セクシュアリティと欲望の真理」(現代思想 31)http://www.meijigakuin.ac.jp/~french/shinkai/…

納涼ハッキング祭り:読書会

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 第一回は 7月6日 15:00から、明治学院大学にて開催することになりました。 購読するのは まずは次のインビューです。全1…

フーコー『思考集成』5

ミシェル・フーコー思考集成〈5〉権力・処罰―1974‐1975作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,Michel Foucault,蓮實重彦,渡辺守章出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件…

フーコー『思考集成』7

『思考集成』もたまには。 ミシェル・フーコー思考集成〈7〉知・身体作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,Michel Foucault,蓮實重彦,渡辺守章出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を…

ロイ・ポーター『啓蒙主義』

通勤読書。シリーズ『啓蒙とは何か』。 啓蒙主義 (ヨーロッパ史入門)作者: ロイポーター,Roy Porter,見市雅俊出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/12/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 18回この商品を含むブログ (15件) を見る 第一章 啓蒙主義とは…

シリーズ『啓蒙とは何か』

本日の通勤読書1。 ミシェル・フーコー―構造主義と解釈学を超えて作者: ヒューバート・L.ドレイファス,ポールラビノウ,Hubert L. Dreyfus,Paul Rabinow,井上克人,高田珠樹,山田徹郎,鷲田清一,北尻祥晃,山形頼洋,山本幾生出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1…

カッシーラー『啓蒙主義の哲学』

シリーズ『啓蒙とは何か』。本日の通勤読書2。 asin:4314007982 啓蒙主義の哲学〈上〉 (ちくま学芸文庫)作者: エルンストカッシーラー,Ernst Cassirer,中野好之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を…

シリーズ『啓蒙とは何か』

本日の通勤読書。 木村裕之(2000)「「社会学的啓蒙」とは何か:N.ルーマンの時代診断と理論プログラムの接点から」(年報人間科学 21)http://ci.nii.ac.jp/naid/120004843376 藤谷忠昭(2001)「官僚的病理に対するシステム論的アプローチ:ルーマンにお…

シリーズ『啓蒙とは何か』

本日の通勤読書。 水嶋一憲(1995)「ミシェル・フーコーと啓蒙の問い」(經濟論叢 156-4)http://hdl.handle.net/2433/45011 野平慎二(2004)「啓蒙をめぐるハーバーマスとフーコー:人間形成の潜在的な条件としてのコミュニケーション的関係」(富山大学…

シリーズ『啓蒙とは何か』

本日の通勤読書。 しばらく『啓蒙とは何か』絡みの論文を追いかけますよ。 [1] 弘田陽介(2003)「フーコーのカント/カントのフーコー」(京都大学大学院教育学研究科紀要 49)http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/57500 [2] 杉田 敦…

ハッキング祭り

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 購読するのはまずは次のインビューです。 Ian Hacking, I am a philosopher of the particular case: An interview with…

社会学研究互助会:鶴田幸恵『性同一性障害のエスノグラフィ──性現象の社会学』合評会

参加者募集は締めきりました。社会学研究互助会の第六回は、鶴田幸恵『性同一性障害のエスノグラフィ』が対象です。 本書『性同一性障害のエスノグラフィ』は、主題に関心のある方を中心に広く読まれ刷を重ねている、社会学書としては幸運な本だと言えるでし…

鶴田『性同一性障害のエスノグラフィ』合評会配布資料

一部配布資料を公開しました。(2013年4月30日) 鶴田さん: http://socio-logic.jp/gojo/06_tsuruta.php 浦野さん: http://socio-logic.jp/gojo/06_urano.php

いただきもの:相澤(2011)「ミシェル・フーコーの方法論の研究」

どうもありがとうございます。 相澤伸依(2011)「ミシェル・フーコーの方法論の研究」(博士学位論文、京都大学) 序論 問題設定 本論文の構成 先行研究の動向と本論文の意義 序章. フーコーと批判のプロジェクト 第1章. 考古学という方法 はじめに 1. 『…