Hacking

通勤読書:イアン・ハッキング(2014→2017)『数学はなぜ哲学の問題になるのか』

大西講演会参加準備。 【詳細決定告知】 『数学はなぜ哲学の問題になるのか』出版記念トークイベントを東京でも行います。4月10日(火)19:00-20:30@書泉グランデ7階、参加費500円を頂戴します。お申込みは以下のサイトから。ぜひお越しください!https://t.co…

お買いもの:ゴールダー&フィッツパトリック(2009→2014)『フーコーの法』

主体さんチーム(ハッキング講義用資料 id:contractio:20180323)。 http://socio-logic.jp/pr/2018_Hacking.php ハント&ウィッカム(1994→2007)『フーコーと法』(id:contractio:20180324)に反論したもの。 Foucault and Law と Foucault's Law の闘い。…

借りもの:箱田 徹(2013)『フーコーの闘争』/ハント&ウィッカム(1994→2007)『フーコーと法』

フーコーの闘争―〈統治する主体〉の誕生作者: 箱田徹出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2013/09/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る フーコーと法―統治としての法の社会学に向けて作者: A.ハント,G.ウィッカム,Alan Hunt,Gary …

主体さんチーム

ハッキング講義の準備。http://socio-logic.jp/pr/2018_Hacking.php フーコー関連邦語文献スタンプラリーリスト建設予定地(整備中)。 論文 慎改康之(1997)「フーコーの現象学:『解釈』をめぐって」 in 『現代思想』第25巻第3号、148頁-156頁 慎改康之(…

林田幸広 論文リスト

(2001)「ポスト・フーコー的法権力の台頭--差延に感染する〈否(ノン)〉権力」 九大法学 (82), 163-236, 2001, 九大法学会https://ci.nii.ac.jp/naid/40000672342 (2002)「安全、要注意─リスク社会における生-権力の在処を探るために (特集 ミシェル・フ…

林田幸広(2017)「「法を排除」したフーコーの視座から法を見る」

ハッキング講義の準備:http://socio-logic.jp/pr/2018_Hacking.php 林田幸広(2017)「「法を排除」したフーコーの視座から法を見る」 in 『《法》を見る (法社会学 83号)』, 75-84, 2017, 有斐閣http://htn.to/ED8tpBY 有斐閣:http://www.yuhikaku.co.jp/…

借りもの:イアン・ハッキング(2006→2013)『確率の出現』

ハッキング講義用。http://socio-logic.jp/pr/2018_Hacking.php 確率の出現作者: イアン・ハッキング,広田すみれ,森元良太出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2013/12/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (29件) を見る

社会学研究互助会第七回:シンポジウム「making up people - イアン・ハッキングの歴史的存在論」

要事前申込み。ミシェル・フーコーの仕事を引き継ぎつつ、「述語付け、分類、帰納…」といった哲学的問題を、歴史的・経験的な素材の中で検討するかたちで行われたイアン・ハッキングの一連の仕事 making up people。 このシンポジウムは、最近邦訳された二著…

ハッキング『偶然を飼いならす』

シンポ準備の終焉。偶然を飼いならす―統計学と第二次科学革命作者: イアン・ハッキング,石原英樹,重田園江出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 1999/06/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 38回この商品を含むブログ (40件) を見る

フーコー「啓蒙とは何か」

シンポ準備、最後のフーコー。 ミシェル・フーコー思考集成〈10〉倫理・道徳・啓蒙作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,石田英敬,蓮實重彦,渡辺守章出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (…

ハッキング『何が社会的に構成されるのか』

シンポ趣旨説明抜粋集作成中。何が社会的に構成されるのか作者: イアン・ハッキング,出口康夫,久米暁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/12/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (58件) を見る 第5章「種類の制作──児童虐…

ハッキング『歴史的存在論』

シンポ準備も大詰め。知の歴史学作者: イアン・ハッキング,出口康夫,大西琢朗,渡辺一弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/12/27メディア: 単行本 クリック: 86回この商品を含むブログ (40件) を見る

デイヴィット・オーウェン(1994→2002)『成熟と近代:ニーチェ・ウェーバー・フーコーの系譜学』

通勤読書。 これすごい催眠効果あるね。成熟と近代―ニーチェ・ウェーバー・フーコーの系譜学作者:デイヴィット オーウェン新曜社Amazon "新曜社" 序 批判の問題 本書の構成 第一章 カントと成熟の問題 カントと啓蒙としての成熟 自律・理性・歴史 結論 第二…

オーウェン『成熟と近代』

通勤読書。 これすごい催眠効果あるね。成熟と近代―ニーチェ・ウェーバー・フーコーの系譜学作者: デイヴィットオーウェン,宮原浩二郎,名部圭一出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2002/11/30メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る

イアン・ハッキング『歴史的存在論』

asin:4000238779第6章「人々を作り上げる」。pp. 223-224 引用文冒頭が、「個人」に関する問いで始まっているのは、これが「個人」をテーマにしたシンポジウムにおける講演だったから。 動的唯名論は、個人という概念にいかなる影響を与えうるだろうか。「…

納涼ハッキング祭り:第二回読書会

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 第1回は 7/6 に行いました。id:contractio:20130706第2回開催日は 8月11日です。 第一回目は次のインビューの p.11「C…

重田『フーコーの穴』

フーコーの穴―統計学と統治の現代 (明治大学社会科学研究所叢書)作者: 重田園江出版社/メーカー: 木鐸社発売日: 2003/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (20件) を見る 第一章 フーコーの穴――方法論的序説 第一部 第二章 …

納涼ハッキング祭り・涜書:フーコー『言葉と物』

シンポ(http://bit.ly/IanHacking)準備祭り。 1966年の著作。フーコー40歳。 言葉と物―人文科学の考古学作者: ミシェル・フーコー,Michel Foucault,渡辺一民,佐々木明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1974/06/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 55回…

納涼主体化祭り:廣瀬浩司(2011)『後期フーコー──権力から主体へ』

とりあえず序論と「第III部 パレーシア講義の射程」を再訪。後期フーコー 権力から主体へ作者:廣瀬浩司青土社Amazon 青土社 ||哲学/思想/言語:後期フーコー 序章 権力システムのゼロ地点 1 「パノプティコン」 モデルを越えて (1)権力の合理化とその…

納涼主体化祭り

相澤 哲(1996)「M.フーコーにおける《主体化》の主題」(年報人間科学 17) http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/handle/11094/10768 慎改康之(2003)「セクシュアリティと欲望の真理」(現代思想 31)http://www.meijigakuin.ac.jp/~french/shinkai/…

納涼ハッキング祭り:読書会

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 第一回は 7月6日 15:00から、明治学院大学にて開催することになりました。 購読するのは まずは次のインビューです。全1…

ハッキング祭り

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。 購読するのはまずは次のインビューです。 Ian Hacking, I am a philosopher of the particular case: An interview with…

涜書:ロイ・ポーター『狂気』

この記事を見て再訪: 慶應義塾創立150年Webサイト|学問のすゝめ21 メルマガ|vol.26 鈴木晃仁 狂気 (〈一冊でわかる〉シリーズ)作者: ロイポーター,Roy Porter,田中裕介,内藤あかね,鈴木瑞実出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/11/28メディア: 単行本 …

借りもの:コプチェク『私の欲望を読みなさい』

ハッキング「making up people」に対する批判的コメントがあると聞いて。 下記の論文経由: 岡本 裕介(2002)「人々を作り上げることと縫合――社会的プロセスとしての統計学」『人間文化研究』第8号、京都学園大学人間文化学会 - CiNii 論文 岡本裕介(2007…

慎改康之(2005)「フーコーと哲学」ほか

用あって慎改康之さんの論考を固めて再訪。 http://www.meijigakuin.ac.jp/~french/shinkai/02-recherches.html 慎改康之(2009)「『生政治の誕生』もしくは市民社会の系譜学」in 『現代思想』第37巻7号、192頁-205頁 慎改康之(2008)「フーコーからメルロ…

フーコー(1974)「真理と裁判形態」

URN氏の教唆による。1974年の講演と討議。 長い。これ長いぞ。 斜め読みしかできず。あとで時間とってよみます。 フーコー「真理と裁判形態」 I II III IV V ミシェル・フーコー思考集成〈5〉権力・処罰―1974‐1975作者: ミシェルフーコー,小林康夫,松浦寿輝,…

神崎(2006)『フーコー』

小著再訪。 フーコー―他のように考え、そして生きるために (シリーズ・哲学のエッセンス)作者: 神崎繁出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/03メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (23件) を見る はじめに I タブローとしての世界…

佐々木『夜戦と永遠』

2008年の著作。 第三部だけ読んだ。 文体の臭みがエグすぎてどうしようもないが、そこは我慢して読む価値あり。著作や講義録を丹念に追って解説してくれる便利な本である。 それにしても、「法をプロトタイプにして社会を捉えるな」という方針のレベルでは …

中山『思想の考古学』

ハッキング祭りは続く。 2010年の著作。 フーコー思想の考古学作者: 中山元出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2010/04/09メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 第一章 フーコーの初期──『精神疾患とパーソナリティ』 第二章 狂気…

手塚博(2011)『ミシェル・フーコー:批判的実証主義と主体性の哲学』

asin:4798900907 序論 断絶 一貫性 批判という方法 本書の構成 第1章 人間学の問題圏 1 古典主義時代のエピステーメー 方法 古典主義時代の淵源:デカルトの『規則論』 順序-秩序と比較 論理学と心理学1 分析と観念の論理的秩序 論理学と心理学2 反省と記号…