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ギルバート・ライルの現象学とエスノメソドロジー(仮)

趣旨 第三期の社会学研究互助会では、2011年以降、『概念分析の社会学2』の刊行へ向けた準備作業のひとつとして 連続研究会を行ってきました。なかでも昨年9月には、研究主題の広がりを概観するために、政治思想史・哲学・社会学・医学史の専攻の方に登壇…

涜書:ギルバート・ライル(1954)『ジレンマ』

シンポジウム準備研究会準備。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20140301 1953年にケンブリッジ大学でおこなわれた講演の記録。邦訳は1997年刊行。 今回は第7章「知覚」。 ジレンマ―日常言語の哲学 (双書プロブレーマタ (3-3))作者: ギルバート・ライル,篠…

涜書:荒畑靖宏(2009)『世界内存在の解釈学』

何もする気が無くなったのでハイデガー本読む。 久々に再訪。 二年ぶり三回目。http://d.hatena.ne.jp/contractio/20111216 世界内存在の解釈学―ハイデガー「心の哲学」と「言語哲学」作者: 荒畑靖宏出版社/メーカー: 春風社発売日: 2009/04/01メディア: 単…

涜書:ハーバーマス(1967)『文献レポート:社会科学の論理によせて』

ISBN:4772003622 目次:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20120721 新板のための序文(1982) p. 8 批判的社会理論の試みは、なによりもまず方法論と認識論のレベルでその正しさが立証されねばならないというのが、わたしのかねてからの考えだった。『社会…

涜書:門脇(2002)『理由の空間の現象学』

今年はシンポ準備で年越し。 昨年はやはりシンポ準備でフーコーを読んでいた模様。 シンポジウム「making up people - イアン・ハッキングの歴史的存在論」(2013年9月7日) - 日曜社会学 http://d.hatena.ne.jp/contractio/____1231 理由の空間の現象学―表…

涜書:門脇俊介(2010)『破壊と構築:ハイデガー哲学の二つの位相』

来年夏へ向けたシンポジウムの準備。 socio-logic.jp破壊と構築―ハイデガー哲学の二つの位相作者:門脇 俊介東京大学出版会Amazon http://www.utp.or.jp/bd/4-13-010118-8.html http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2010/12/post-408/ 第I部 破壊としての存在論…

涜書:ライル(1929)「ハイデガーの『存在と時間』」

来年夏へ向けてシンポジウムの準備を開始。 ギルバート・ライル(1929→1979)「ハイデガーの『存在と時間』」(野家啓一訳、『現代思想』1979年9月・臨時増刊ハイデガー)Gilbert Ryle, 1929, Heidegger's Sein und Zeit, Mind 38. 現代思想 臨時増刊号 1979…

涜書:ハーバーマス『文献レポート:社会科学の論理によせて』

1967年刊行。 エスノメソドロジーとピーター・ウィンチの扱いを確認。 社会科学の論理によせて作者: ユルゲンハーバーマス,清水多吉,波平恒男,木前利秋,西阪仰出版社/メーカー: 国文社発売日: 1991/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1…