I. A. リチャーズ(1924)『文芸批評の原理』/(1929)『実践批評』

『実践批評』は、学生に作者とタイトルを伏せて詩を論評させたレポートを著者が教師として論評したもの。現在ではコンプラにひっかかりそう。
訳者による勝手な大工事が施されていたり、サブタイトルに勝手に「英語教育」を入れられたりしてて著者かわいそう。


ISBN:B000JAMF0E ISBN:B000JAKM1S


  • 序/1
  • 第一章 批評理論の混乱/11
  • 第二章 審美的状態という幻影/18
  • 第三章 批評用語/27
  • 第四章 伝達と芸術家/35
  • 第五章 価値に対する批評家の関心/47
  • 第六章 窮極理念としての価値/53
  • 第七章 心理学的価値理論/61
  • 第八章 芸術と道徳/80
  • 第九章 現実にある誤解と予想される誤解/86
  • 第十章 詩のための詩/98
  • 第十一章 一つの心理学のためのスケッチ/112
  • 第十二章 快感/127
  • 第十三章 情緒と体感/135
  • 第十四章 記憶/142
  • 第十五章 態度/148
  • 第十六章 詩の分析/157
  • 第十七章 リズムと韻律/184
  • 第十八章 絵を眺めること/203
  • 第十九章 彫刻と形の構成/221
  • 第二十章 音楽理論の行きづまり/230
  • 第二十一章 伝達の理論/238
  • 第二十二章 詩人の経験の再生/245
  • 第二十三章 トルストイの感染理論/253
  • 第二十四章 芸術家の正常さ/259
  • 第二十五章 詩における劣悪/273
  • 第二十六章 判断と同一作品のいくつもの読み方/285
  • 第二十七章 反応の水準と訴えかけの幅/291
  • 第二十八章 現代詩の引喩的性格/297
  • 第二十九章 基準としての永続性/307
  • 第三十章 詩の定義/312
  • 第三十一章 芸術・遊戯・文明/320
  • 第三十二章 想像力/334
  • 第三十三章 真実論と啓示論/355
  • 第三十四章 言葉の二つの用法/366
  • 第三十五章 詩と信念/382
  • 附録A 価値について/406
  • 附録B T・S・エリオットの詩について/408
  • 訳者のあとがき/419
  • 索引

  • まえがき(著者による)
  • 第1部 レポート集
  • 第2部 分析
  • 付録
  • あとがき(編訳者による)