石原千秋(2009/2021)『読者はどこにいるのか:書物の中の私たち/読者論入門』


  • 第一章「読者がいない読書」
  • 第二章「なぜ読者が問題となったのか」
  • 第三章「近代読者の誕生」
  • 第四章「リアリズム小説と読者」

  • 第五章「読者にできる仕事」
  • 第六章「語り手という代理人
  • 第七章「性別のある読者」

第三章「近代読者の誕生」

第四章「リアリズム小説と読者」

第五章「読者にできる仕事」

  • フランク・カーモード(1966/1967)『終わりの意識:虚構理論の研究』(岡本靖正訳、国文社、1991) ISBN:4772003630
    • 川端柳太郎(1978)『小説と時間』(朝日選書) ISBN:4022592192
  • 大橋洋一(1995)『新文学入門 T・イーグルトン『文学とは何か』を読む』(岩波書店ISBN:4000042254

3 空白とテクストの内部にいる読者

4 「内包された読者」の仕事

5 「内包された読者」はよく知っている

6 読書の速度

7 自由に読めるのだろうか

  • [124] フィッシュ初出

8 書き手にできる仕事

  • 坂本忠雄インタビュー「文芸誌とは何か、何だったのか」(斎藤美奈子編『21世紀文学の創造4 脱文学と超文学』 岩波書店、2002)


第六章「語り手という代理人

「小娘」をめぐる物語

伝染する憂鬱

気分とはなにか

  • フリードリッヒ・ボルノウ(1941)『気分の本質』(藤縄訳、筑摩叢書、1973) ISBN:B000JA1DPW
    Otto Friedrich Bollnow, 1941, Das Wesen der Stimmungen.

語り手という存在=概念

作中人物と語り手

「私」は語り手なのか

語り手は読者である

第七章「性別のある読者」