吉澤夏子情報

こぴぺですみません。

いま発売中の週刊読書人2005年8月26日号に、吉澤夏子さんがルーマンの『情熱としての愛』についての書評を書いています。見出しは『愛に対する認識を深める 立ち位置の自明性を徹底的に相対化』です。
ルーマンが愛というとき、それは個人の心の中にある気持ちや感情を指すのではない。愛とは、ありそうもない親密な関係をそれにもかかわらず首尾よく実現させる、という役割を果たすコードとして位置づけられる。ルーマンはそれを「シンボルによって一般化されたコミュニケーション・メディア」とよぶ。それはコミュニケーションとの関連で人間の個人性を捉え、それを育成し促進するという特定の課題を担うものだ。この乾いた愛の定義に、本書を読み解く鍵があるといってもよい。》だそうです。