ウートラム『フランス革命と身体』

「文明化の過程の神話」を看板に掲げたデュルのシリーズ本をちらちらとみてみたのだが、

ばかでかいだけで いっこうに面白そうじゃないんですが。
なんかほかにねーのかな、と探していたらこいつがヒット。

3,873円、317 p、ISBN: 4582473288、1993/07
「暴力の囲い込み=文明化、っていうけど、それじゃフランス革命どうよ」というベタなエリアス批判をしているらしく期待がもてますw。1900円にてゲト。

内容(「BOOK」データベースより)

  • 政治的女性、英雄的自殺、死後に残る感覚…。M.バフチーン、N.エリアスを批判的に摂取し、〈革命〉を神話化させてきた従来の見方に変更をせまる、問題の書。


  • 第1章 政治文化における身体
  • 第2章 身体の近代史
  • 第3章 フランス革命の脱‐構築
  • 第4章 一八世紀の医療革命、身体・霊魂・社会諸階級
  • 第5章 あらたな公共的身体、革命期の禁欲主義・受苦・中間階級
  • 第6章 「英雄的自殺」、身体の終焉と歴史の開始
  • 第7章 ギロチン・霊魂・処刑を見つめる観衆
  • 第8章 言葉と肉体、ロラン夫人・女性の身体・権力の在処
  • 第9章 革命・近代性・国家