お買いもの:エールリッヒ『法社会学の基礎理論』

チェスター・バーナードisbn:4478320020ドイツ国法学周辺との関係如何?というのが以前から気になっていつつもずっとほったらかしにしてあったんですが。せっかくいま『制度としての基本権』読んでることだし....、ということで(?)、

筋から逝けば、ルーマンが直接批判の対象にしているスメントにあたってみるべきところですが、とりあえずバーナードつながりでw

エールリッヒの本が手に入るのかどうか古本屋をチェックしてみたところ値段のばらつきがすごくて藁いました。

法社会学の基礎理論

法社会学の基礎理論

ざっとコピペってみるとこんな感じ。

  • 13,650円
  • 10,500円
  • 9,450円
  • 6,300円
  • 5,000円
  • 5,000円
  • 4,800円
  • 4,800円
  • 2,500円
  • 2,000円

最安値の2000円にて購入。
ところでこれ、川島武宜大先生の部分訳[有斐閣:1952]というのもあるんだね。


エールリッヒはその昔日本では大人気だったようですが、北アメリカでも前世紀初頭くらいには──ケルゼンと並んで(?)──けっこう人気があったらしいですね。いまとなっては文脈を想像するのが(門外漢の私には)かなりむつかしいんですが。古い文献──バーナードだけじゃなく──を読んでるとたまに参照されてたりするのが気になっていたのでした。
そういえば、こないだようやく読了した『実践エスノメソドロジー入門isbn:4641076820』の樫村論文にも、ハーヴェイ・サックスがエールリッヒのレビュー論文を書いたことがある、とかかいてあったなぁ。それも気になる....。


問題はバーナードの本が発掘できるかどうか。だ。

またか。