「好きな本」:アナス&バーンズ『懐疑主義の方式』

みくしプロフィール欄の「好きな〜〜」に何書くか、と考えてて思い出した本。

これまでに読んだ哲学の本で、こんなにすばらしく役に立つ本はない。
だんとつナンバーワン。いちばん。最強。
もう何年も読んでないけど。

  • 第01章 懐疑哲学
  • 第02章 古代哲学における懐疑主義
  • 第03章 10の方式
  • 第04章 人間と他の諸動物
  • 第05章 人間の多様性
  • 第06章 感覚
  • 第07章 情況
  • 第08章 場所と置かれ方
  • 第09章 混合
  • 第10章 量
  • 第11章 相対性
  • 第12章 平凡と稀少
  • 第13章 習慣と確信

古代懐疑主義について論じた哲学史の本が「役に立って」しまうというのは、日常生活で出会う「懐疑の形式」が、ギリシャ時代に出尽くしちゃっている、ということなんだと思います。──とか言ってみるテスト。



google:懐疑主義の方式してみたら、なんと25件しかヒットしない(哀
あんまし売れなかったんですかねぇ。おもしろいのに〜。
こうやって名著は埋もれてゆくのだなぁ。

ちなみに、訳者さんのサイト: