日曜社会学>社会学的告知:(20040925)アジアのモダンガールと〈世界〉

下記文中「本学」とは、お茶の水女子大のこと。

アジアのモダンガールと〈世界〉
──グローバル資本・植民地的近代・メディア表象──
  • 日時:2004年9月25日(土)
  • 時間:13:30〜17:00(開場13:00)
  • 開催場所: 東京ウィメンズプラザ・ホール(〒150-0001 渋谷区神宮前5-53-67  Tel: 03-5467-1711(代))

第一部:ワシントン大学「世界のモダンガール」研究会プレゼンテーション

  • 司会 伊藤るり(本学)
  • プレゼンター:タニ・バーロウ、マドレーヌ・ユィ・ドン、ウタ・ポイガー、プリ ティ・ラママーシー、リン・トーマス、アリス・ワインバウム(全て米国・ワシント ン大学)

第二部:パネル討論「アジアとモダンガール」

  • 司会:舘かおる(本学)
  • プレゼンター:足立真理子(大阪女子大学)、洪郁如(明星大学)、キム・ウンシル (梨花女子大学/IGS客員)、小檜山ルイ(東京女子大学)、ヴェラ・マッキー(メ ルボルン大学)

お茶の水女子大学ジェンダー研究センター(IGS)では、「東アジアにおける植民地的近代とモダンガール」研究会との共催によるシンポジウムを、上記の通り開催いたします。
日本では「モガ」の略称で知られてきた「モダンガール」は、従来、1920年代から30年代にかけての、都市大衆消費文化の勃興を表現する、端的な社会現象のひとつと目されてきました。これに対して、今回のシンポジウムは、モダンガール現象を単に一国内にとどまらない、世界各地に同時多発的に見られた国際的な社会現象として位置づけます。そして、特にアジアの文脈でのこの現象の展開と意義の解明を目指します。
本シンポジウムは、モダンガール現象をグローバル化研究の視座から新しく捉え直すうえで、注目すべき成果をあげてきた米国・ワシントン大学「世界のモダンガール」研究会のメンバーをはじめ、国内外の多彩なジェンダー研究者の協力を得て開かれます。アジアのモダンガール現象を〈世界〉のなかに位置づける、きわめて興味深い視座の数々を提供する場となるでしょう。