糸冬了。
帰還。
それで「応用エスノメソドロジー」と「ハイブリッドスタディーズ」はどっちが強いですか 問題ですが。
二日目に「応用EM」というお題で登壇された重鎮山崎敬一先生(天才)が、見事に素敵なちゃぶ台返しを披露してくださいました。記憶にもとづき わたくしなりの言葉でまとめてみると大略こんな感じ:
怪しいのは「応用」という発想のほうなのであって──あるいは 少なくとも「応用」というのはそれ自体吟味の必要な概念なのであって──、その怪しい発想でもって なにか(たとえばエスノメソドロジー研究) の価値や可能性を測ろうとするのは 倒錯している。
そしてまた──上記の理由bにより──、「エスノメソドロジー」の前に「応用的」を冠する必要は そもそもない。
てことで。
以降、「エスノメソドロジー」の前に なんか形容詞とかをつけたりするの禁止。というまとめで。
そもそも形容(動)詞ひとつで「オリジナリティー」とか「新味」とか出そうとすんのやめれ、と。