- 作者: ミシェルフーコー,Michel Foucault,中山元
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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p.52 の訳注1。
フーコーが以下で掘削と攻城について語っているところからみて、ここで花火師と訳したアルティフィシェという語は、あるいは軍隊の「爆破技師」と訳すべきかもしれない。ただしどちらも基本的に仕事の内容は変わらないし、本書の17ページでフーコーは時分の書く書物が「爆弾のように効果的で、花火のように楽しい爆発物となること」を夢見ると語っているので、あえて花火師という訳語を採用した。
「あえて」ってなんだよ。
「仕事の内容」が「変わらない」わけないじゃん。「爆破技師」の仕事を美的に享受すること──爆破の光景を 花火のように楽しむこと──は ふつうに可能だろうが、花火師の仕事が破壊を結果したら そりゃ事故だろうに。なに言ってんの????