お買いもの:大塚英志(2014)『社会を作れなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田国男入門』

これは面白かった。


社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門 大塚 英志:一般書 | KADOKAWA

  • 00 「ソーシャル社会」ということばはなぜ、日本では同義反復語ではないのか?
  • 01「ロマン主義」と「社会的」という二つのレイヤーで柳田國男を正しく読み解く方法
  • 02 柳田國男はいかにして日本をソーシャル化しようとしたか
    • 02-1 社会問題を自ら解決するためにはまず「自立」しなければいけないということ
    • 02-2 SNS化する柳田民族学──掲示板/データベース/公共空間
    • 02-3「社会科」は「ソーシャル」であるためのツールであった
  • あとがき

読んだ:高田 賢(1976)「柳田社会科教科書成立の背景」

著者は東京都保谷市立碧山小学校教諭

  • I
  • II
    • (1) 『社会科の新構想』─柳田社会科の端緒
    • (2) 社会科叢書の計画と「社会科の諸問題」
    • (3)「社会科単元と内容」─柳田教科書の基礎がため
  • III

借りもの:大沢 聡(2018)『教養主義のリハビリテーション』


教養主義のリハビリテーション (筑摩選書)

教養主義のリハビリテーション (筑摩選書)

筑摩書房 「対話的教養」の時代へ!教養主義のリハビリテーション 大澤 聡

  • 第1章 現代編 「現場的教養」の時代―鷲田清一×大澤聡
    • リーダー・フレンドリー?
    • 日常のことばで考える
    • パッシブにならない
    • コミュニケーション圏の外へ
    • タコツボ化と総合
    • のっぺりした世界に歴史性を
    • アートの新しい活用法
  • 第2章 歴史編 日本型教養主義の来歴―竹内洋×大澤聡
  • 第3章 制度編 大学と新しい教養―吉見俊哉×大澤聡
    • 「いま・ここ」を内破する知
    • ジャンル混淆性の再帰的設計
    • とある改革私案;第三の大学の誕生?
    • フレーム構築力を身につける
    • 専攻の二刀流主義を導入せよ
    • エンサイクロペディアへの回帰
    • 教養としてのアーカイブ活用
  • 第4章 対話のあとで 全体性への想像力について

借りもの:成城教育研究所 編(1947/1985)『社会科の新構想:柳田国男先生談話』

借りもの:仲正昌樹(2009)『教養主義復権論』


教養主義復権論―本屋さんの学校2

教養主義復権論―本屋さんの学校2

明月堂書店 – 教養主義復権論―本屋さんの学校2

  • 第一講「〈humanistas〉の定義」(仲正昌樹+浜野喬士)
  • 第二講「〈ecriture〉の環境」(仲正昌樹+大澤聡)
  • 第三講「〈Marxism〉と教養」(仲正昌樹+白井 聡)
  • ‪補講「〈教養主義〉の行方──「あとがき」にかえて」(仲正昌樹+浜野喬士+大澤 聡+白井 聡)‬

井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作(2017)『大人のための社会科──未来を語るために』

大人のための社会科 -- 未来を語るために

大人のための社会科 -- 未来を語るために

  • 序 社会をほどき,結びなおすために――反知性主義へのささやかな抵抗

第1部 歴史のなかの「いま」

  • 第1章 GDP――「社会のよさ」とは何だろうか(坂井)
  • 第2章 勤労――生きづらさを加速させる自己責任の社会(井手)
  • 第3章 時代――時代を分けることと捉えること(松沢)

第2部 〈私たち〉のゆらぎ

  • 第4章 多数決――私たちのことを私たちで決める(坂井)
  • 第5章 運動――異議申し立てと正統性(松沢)
  • 第6章 私――自分の声が社会に届かない(宇野)

第3部 社会を支えるもの

  • 第7章 公正――等しく扱われること(坂井)
  • 第8章 信頼――社会を支えるベースライン(宇野)
  • 第9章 ニーズ――税を「取られるもの」から「みんなのたくわえ」に変える(井手)

第4部 未来を語るために

  • 第10章 歴史認識――過去をひらき未来につなぐ(松沢)
  • 第11章 公――「生活の場」「生産の場」「保障の場」を作りかえる(井手)
  • 第12章 希望――「まだ―ない」ものの力(宇野)

お買いもの:綾部六郎・池田弘乃編著(2019)『クィアと法:性規範の解放/開放のために』

トークショーがあると聞いて。

ご参考記事
tkira26.hateblo.jp



クィアと法 性規範の解放/開放のために

クィアと法 性規範の解放/開放のために

クィアと法|日本評論社

第1部 周縁化されたセクシュアリティ

第2部 新たな性/生の実践

第3部 異性愛規範との交錯