井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作(2017)『大人のための社会科──未来を語るために』

大人のための社会科 -- 未来を語るために

大人のための社会科 -- 未来を語るために

  • 序 社会をほどき,結びなおすために――反知性主義へのささやかな抵抗

第1部 歴史のなかの「いま」

  • 第1章 GDP――「社会のよさ」とは何だろうか(坂井)
  • 第2章 勤労――生きづらさを加速させる自己責任の社会(井手)
  • 第3章 時代――時代を分けることと捉えること(松沢)

第2部 〈私たち〉のゆらぎ

  • 第4章 多数決――私たちのことを私たちで決める(坂井)
  • 第5章 運動――異議申し立てと正統性(松沢)
  • 第6章 私――自分の声が社会に届かない(宇野)

第3部 社会を支えるもの

  • 第7章 公正――等しく扱われること(坂井)
  • 第8章 信頼――社会を支えるベースライン(宇野)
  • 第9章 ニーズ――税を「取られるもの」から「みんなのたくわえ」に変える(井手)

第4部 未来を語るために

  • 第10章 歴史認識――過去をひらき未来につなぐ(松沢)
  • 第11章 公――「生活の場」「生産の場」「保障の場」を作りかえる(井手)
  • 第12章 希望――「まだ―ない」ものの力(宇野)