ルーマンのゼマンティク論について

主題的に扱った著作は、いまのところこれしかありません:

幸いにしてこれは良い本です。よかったよかった。



ところでこれ、「書籍扱いの雑誌」かもしれませんね。
制度知の可能性 (Historia Juris比較法史研究-思想・制度・社会- (4))

制度知の可能性 (Historia Juris比較法史研究-思想・制度・社会- (4))

ラインハルト・コゼレック

ルーマンの「ゼマンティク」概念のネタ元。
亡くなったことをこちら↓にて知る。享年82とのこと。



ところで上記エントリにて紹介されていたのだが:

  1. 『批判と危機:市民的世界の病因論』(村上隆夫訳、未来社 1989年)
    Kritik und Krise: eine Studie zur Pathogenese der bürgerlichen Welt, 1959.
  2. プロイセンにおける国家と社会:1815年〜1848年 」(成瀬治編訳『伝統社会と近代国家』岩波書店 1982年)

2の存在を知らなかった*1。ありがたい。

*1:1は──ルーマニ屋として当然のことながら──既読。