お買いもの

日常生活でテレビ・ラジオに限らず様々なメディアで見かけるのが「PR」です。そのPRの誕生・成長・肥大の物語を、数多くのエピソードを交えて描いています。アメリカ・ルーズベルト大統領がおこなったニューディール政策で、国民を扇動した写真の意味、そしてPRを効果的に使い、アメリカ社会の頂点まで上り詰めたレーガン大統領の話など、PRがもたらした影響などを紹介するとともに、今、世界中に溢れているPRから本質を見抜く手かがりも描かれています。訳者の法政大学名誉教授の平野秀秋さん、成蹊大学助教授の挾本佳代さん、法政大学講師の左古輝人さんが鼎談を交え解説します。
iiVブックラウンジ: http://www2.iiv.ne.jp/booklounge/index0404.html

目次

  • 第1部 広告時代の脚本と真実
    • エドワード・バーネーズを訪ねて
    • リアリティの売買:説得の方程式
  • 第2部 「動き始めた群衆」:進歩派政治運動と広告の成立
    • 真理は生成する:宣伝時代の開幕
    • 混沌のコントロール ほか
  • 第3部 説得レトリックの変遷
    • 社会心理学と民衆心理の探求
    • 姿なき技術者:観念の履歴書 ほか
  • 第4部 「アメリカ式生活」への闘い
    • 銀の鎖と友好的な巨人たち
    • 公益をめざして ほか
  • 第5部 世界のコマーシャル化
    • 公衆の究極決断
    • 世論操作の技術 ほか