- スチュアート・ユーウェン、『PR!世論操作の社会史』、平野秀秋/左古輝人/挾本佳代訳、法政大学出版局、ISBN:4588672037、6900円、2003/10
日常生活でテレビ・ラジオに限らず様々なメディアで見かけるのが「PR」です。そのPRの誕生・成長・肥大の物語を、数多くのエピソードを交えて描いています。アメリカ・ルーズベルト大統領がおこなったニューディール政策で、国民を扇動した写真の意味、そしてPRを効果的に使い、アメリカ社会の頂点まで上り詰めたレーガン大統領の話など、PRがもたらした影響などを紹介するとともに、今、世界中に溢れているPRから本質を見抜く手かがりも描かれています。訳者の法政大学名誉教授の平野秀秋さん、成蹊大学助教授の挾本佳代さん、法政大学講師の左古輝人さんが鼎談を交え解説します。
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