高尾本週間の遅い昼食。
合評会の申し込みはあと6時間くらいで閉め切りますよ。
- 作者: 高尾義明
- 出版社/メーカー: 白桃書房
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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第3章 日本型組織の組織コンテクスト編成
- はじめに
- 日本型組織と規範的組織モデル
- 「職場」という組織コンテクスト
- 日本型組織コンテクスト編成の影響
- 「職場」と日本的経営
【memo】当日までに、これら↓の概念的な整理をしておくこと(>俺):
-
- 「(組織的)選択」
「組織コンテクスト」
「構造」
「編成原理」
「組織コンテクスト編成」
- 「(組織的)選択」
とりあえず、こんなふうに逝っているようにみえるわけだが:
【前提】組織成員の自発性が組織マネジメントにおける重要な課題となりつつある。
【提題】組織合理性のために必要な組織成員の自発性とはどんなものか。[序章]
■予備議論:組織とはどんなものか[1章]
- 解答1-1:組織成員の個々の選択は、「組織コンテクスト」により、組織に帰属され、組織選択となる。
- 解答1-2「組織コンテクスト」は、「構造」という「コンテクスト編成原理」により編成される。
■展開:コンテクスト編成原理についての学史的検討[2章]
- 検討:旧来の組織論における二つの規範的モデルにおける「構造」とは
- 解答2-1[規範的組織モデル1]アソシエーション型組織:組織目的
- 解答2-2[規範的組織モデル2]官僚型組織:権限
- →問題1:この二つではリーダーシップがブラックボックスになっている
- →問題2:この二つでは「日本型組織」がうまく定式化できない
■日本型組織におけるコンテクスト編成原理とは?[3章]
- 解答1-3:「権限」に、二次コンテクスト「職場」を組み合わせたもの
- 検討:CMC と 職場の変様[4章]
- ■本論:組織と個人との関係について[5章]
- 【?】「構造」の複数性(→ポリティクス)
【解答】相互浸透の意識化に適ったコミットメントである[5章]
ありゃいかん。これではあらすじだ。
5章のストーリーがよくわからない。
〈「構造の複数性」がどこから登場するか〉はわかる──とってもよくわかる*──けど、それが結論(=【解答】)へとどうつながっているのかが不明。この点再度検討の事。(>俺)
* おそらくは同意できないけれど。
「不確定性」や「非決定性」や「過剰決定性」や「パラドクス」(以下略)などなどが「政治」を──理論上──呼び込む、というお馴染みの──理論的〜懐疑論的な──議論のように見えるので。