統計数理研究所 公開講座「計量社会科学入門」

質的調査法メーリングリストからの転載。

[以下,転送歓迎です。]

統計数理研究所は,大学共同利用機関として,統計数理の理論とその応用の研究を行うとともに,開かれた研究所として統計数理の方法の普及活動も行っています。その一環として,研究者・学生・一般社会人を対象に公開講座を開催しています。

昨年度から,社会科学分野における計量的手法・数理的手法の有用性を幅広く理解して頂くために「計量社会科学入門」を開講しています。

今年度は,好評だった昨年度の反響を踏まえ,開講日数を全10回にリニューアールしました。また,社会人・学生を問わず参加しやすいように,講義の時間帯を,毎週木曜日(5/17-7/19)の夜,18時から20時30分に設定してあります。合計25時間で受講料は12,500円(学生5,000円)です。

身近な学生・社会人の方で,ご興味がおありの方がおられましたらぜひおすすめ頂ければ幸いです。

なお,詳しくは,公開講座の「計量社会科学入門」のご案内(http://www.ism.ac.jp/lectures/195.htm)および平成18年度公開講座のご案内(http://www.ism.ac.jp/lectures/kouza.html)をご覧下さい。

以下は,ホームページからの一部転載です。

講師:松本渉・前田忠彦(統計数理研究所)、松原望上智大学

申し込み受付期間は,4月23日(火)10時〜27日(金)17時

「データを用いて社会を見る」という発想に基づき,社会科学的なデータの取り扱いや数理モデルの考え方を紹介し,実践的な側面も学ぶ入門講座である。計量的な手法として取り上げるのは,相関係数,回帰分析,クロス表の解析などの初等統計学の範囲内の話題とする。数理モデルとしてはゲーム理論が中心的な話題である。社会科学分野での計量的手法・数理的手法を適用することに対する関心を高めると同時に,今後の学習の進め方も紹介する。数学の履修レベルは,文科系の高校卒業程度とする。

想定する受講者

計量的な手法を学習する授業を履修せずに,人文科学系・社会科学系の学部を卒業した社会人,あるいは,人文科学系・社会科学系の学部に在籍中の学生等を主とするが,興味のある方なら広く歓迎される。

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