ハッキング祭り

9/7に開催する「シンポジウム making up people」への準備も兼ねて、シンポジウム当日までの間、月一ペースの読書会を数回開催します。
購読するのはまずは次のインビューです。

  • Ian Hacking,
    I am a philosopher of the particular case:
    An interview with the 2009 Holberg prizewinner Ian Hacking
http://hhs.sagepub.com/content/early/2013/04/26/0952695113484318.abstract
  • 会場は本郷になる可能性が高いです。
  • 5人くらいまでなら遠隔参加の余地があります。
  • 全20頁ほどのインタビューです。レジュメ担当者10名ほどで、さくさくと読んでいけるとよいな、と思っております。
  • そのあと何を読むかは、また別途相談して決めます。おそらくなにかハッキングの未邦訳論文を読むことになるでしょう。

参加希望の方は までメールにてご連絡ください。ただいま日程調整中ですので、いますぐに申し込んでいただけると、調整に意見を反映させることが可能です。
また、残念ながら上記シンポジウムに参加出来ない方でも、ご参加いただいて構いません。

なお、テクストが入手できないかたは、申込みメールにその旨併記してください。

お買いもの:佐藤『精神疾患言説の歴史社会学』

ひさびさに本を買った。500頁級

  • 序 章
  • 第一章 精神疾患言説の歴史を分析するということ
  • 第二章 明治の新聞における精神疾患言説─狂気と神経病をめぐって
  • 第三章 帝国日本の神経病と神経衰弱─日露戦争以降の精神疾患言説
  • 第四章 外傷性神経症概念の盛衰と心因論の興隆
  • 第五章 高度経済成長の病─ノイローゼの時代
  • 第六章 結 論
    • 一 発症モデルの変容に見る近代日本の精神観と社会観
    • 二 各時代の言説空間
    • 三 大衆化された精神疾患言説の普遍的構造
    • 四 医学的知識の大衆化要因
    • 五 結 論