お買いもの涜書:ヴェーヌ

荻窪古書店についフラフラとトラップされる罠。

歴史と日常―ポール・ヴェーヌ自伝 (叢書・ウニベルシタス)

歴史と日常―ポール・ヴェーヌ自伝 (叢書・ウニベルシタス)

ひどい。日本語になってない。こんな感じ↓の訳が延々と続くのだ。ほとんど■■*1に近い。

若いころ、未来の大統領ミッテランは(親しい友で、不吉なブスケと同様に)ヴィシー政府のユダヤ人排斥的立法をあまり問題視していませんでした。また今日では忘れたふりをしていますが、それはまったくありえないことです。それでもミッテランは真面目です。かれは当時、あのことは自分に重要でないから、いっさい忘れました。{p.16}

なんじゃこりゃ、と思って訳者を確認したら、この大先生、ヴェーヌの主著*の訳者さんなのであった。(ル・ゴフのもたくさん訳している。困ったもんだ。)
ひどい。ひどいひどい。Σ{ひどい}k。(k:3→∞)


* これ↓

これもひどかった。あまりのスゴさに‥‥ 最後まで読み終わらなかったw。

*1:好きな言葉をいれてね♥