夕食。読了。
- 作者: ジャック・デリダ,ベルナール・スティグレール,原宏之
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2005/08/30
- メディア: 単行本
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だ_か_ら、「メシア的なもの」をめぐる問は、倫理的なしかたで問われることになる。 しかも「そうなってしまわざるをえない」という形で、そうなってしまう。
これは哲学の能力だろうか。(それとも 無-能力 なのだろうか。)
「予期の地平」を超えるとすら謂われるこの「偶然性」は、しかし、ひと のかたちをすることだけはやめない。
この地点で、デリダはおそらく、倫理学という伝統の呪縛を振りほどかねばならない、とは考えてはおらず、まさにそういう点で、彼は見事なまでに、れっきとした哲学者──見事に哲学主義的な哲学者──だった。
「偶然性」を倫理学の枠内で問うのをやめさえすれば、もっと別の──ここで私は ほとんど「機能的に等価な」と いいたくなっているわけだが──語り方が可能だろうに。
といっても、私が具体的に思いつくオルタナティヴは──たったひとつだけ──「進化論」という可能性、しかないが。 しかし ほかにもまだあるかもしれない。
知覚の言語―センスとセンシビリア (双書プロブレーマタ 4)
- 作者: J.L.オースティン,丹治信春,守屋唱進
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 1984/09/20
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オースティンちょーカコ(・∀・)イイ!