【いちから読む──最初期ルーマン読書会】第21回（featuring Hope M）

第7章「成員の動機」。

そのあと２時間ほど修論指導。

■宿題：
出不ろぐid:contractio:20051009 によると、『社会の経済』第９章「メディアと組織」における、

III

「しかしなぜ、人々は貨幣を固定するために組織を利用するのだろうか。」
→「労働の用意」と「指示への服従」を購入するために、貨幣が投入される。予算化された地位の体系。

メディアリジッドな構造［＝形式?］結合を解除された要素

地位地位の編成一定の地位の意思決定

メディア	リジッドな構造［＝形式?］	結合を解除された要素
地位	地位の編成	一定の地位の意思決定

というあたりの議論が被ってるっぽいね。

1988年に登場する「労働の用意／指示への服従」というペアが、1964年の「成員資格による動機の一般化」（参加／権威）に相当。
「動機資本」はどうですか？＞誰か

しかしあれだな。『公式組織』読まずに『経済』だけ読んでも、ここの議論はほとんど理解できないだろうな（労働の用意？ハァ？）。　なんて不親切なんだ。いつものことだが。