ガッティング『フーコー』

夕食。

フーコー (〈一冊でわかる〉シリーズ)

フーコー (〈一冊でわかる〉シリーズ)

理性の考古学―フーコーと科学思想史』同様、手際よくかつ無難にあっさりと。150頁。

目次

複数の生涯と著作/文学/政治/考古学/系譜学/仮面の哲学者/狂気/犯罪と処罰/近代の性/古代の性

「作者機能」の話を、[フーコーが]「固定したアイデンティティにからめとられることをつねに逃れ続けた」云々とかいう話と絡めて語るのは──「フーコー解釈」レベルの妥当性はさておき──たいへんにいただけない。

「逃れ続けた」のは誰ですか。
というか、そもそも「作者機能」とかいう議論が──「受容美学」と同じくらいにかつ同じように──いただけない。


TOKKO Devil’s Awaken(1) (アフタヌーンKC)

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ちょ... これ続きないのかよ。