今日は『論理学をつくる』第4章。タブローの方法をつかって、妥当性・矛盾・トートロジーを機械的に判定するやりかたを勉強したよ。
■メモ
- 真理表もアルゴリズムである(!)。
- タブローの様々な呼び方: truth tree、semantic tableau、analytic tableau
- ヒンティカ偉かった。
昔から不思議に思ってたんだが、なぜフランス語ですか。>識者
ほんとは table って言いたかったんだけど、既に予約語になってたから。 ......というわけじゃないよな?
スマリヤンの『First-order Logic』をみると──「ヒンティカのタブロー法」という表現が前書きに出てくるので──ヒンティカがすでに「タブロー」という言葉を使っていた、と言っているように読める。でもヒンティカはフィンランド人──フォン・ヴリクトの弟子──だし。
- http://books.google.co.jp/books?id=AYcr1yKq1BcC [tableau method で検索せよ]
15頁には「ベスやヒンティカのタブロー法」という表現が。あがっている文献は、
- Beth, E.W. The foundations of Mathematics. North Holland 1959. http://books.google.co.jp/books?id=A9JLAAAAMAAJ
- Hintikka, K. J. J. Form and content in quantification theory. Acta Philosochica Fennica. 8, 7-55 (1955)
本日は北欧な一日であった。