ピエール・ブルデュー(1992→1996)『芸術の規則:文学場の生成と構造』2

芸術の規則〈2〉 (ブルデューライブラリー)

芸術の規則〈2〉 (ブルデューライブラリー)

第II部 作品科学の基礎
  • 1 方法の問題
    • 新しい科学精神
    • 文学的ドクサと客観化への抵抗
    • 「本源的な投企」 、創成神話
    • テルシーテースの視点と偽りの断絶
    • 視点の空間
    • 二者択一の乗り換え
    • 客観化の主体を客観化する。
    • 付録 全体知識人と思考の全能性の幻想
  • 2 作者の視点 ――文化生産の場の全般的特性
    • 権力場の中の文学場
    • ノモスと限界の問題
    • イルーシオとフェティッシュとしての芸術作品
    • 位置、 性向、 立場決定
    • 可能態の空間
    • 構造と変化 ――内的闘争と永久革命
    • 自己反省性と 「素朴さ」
    • 需要の空間
    • 内的闘争と外的裁定
    • 2つの歴史の出会い
    • 構築された軌道
    • ハビトゥスと可能態
    • 位置と性向の弁証法
    • グループの形成と解体
    • 制度の超越性
    • 「フィクションの冒瀆的な分解」
第III部 理解することを理解する
  • 1 純粋美学の歴史的生成
    • 本質分析と絶対の幻想
    • 歴史的想起と抑圧されたものの回帰
    • 芸術知覚の歴史的カテゴリー
    • 純粋な読みの条件
    • 無歴史主義の悲惨
    • 二重の歴史化
  • 2 眼の社会的生成
    • クワトロチェントの眼
    • カリスマ的幻想の根拠
  • 3 読みの現実態理論
    • 反省内包的な小説
    • 読みの時間と時間の読み
    • ダ・カーポ 幻想とイルーシオ
    • 追記 普遍の協同主義のために