松沢裕作(2018)『生きづらい明治社会』

どうもありがとうございます。
ジュニア新書は、子どものときは知らなくて、大人になってからずいぶんとお世話になった(いまでもなっている)シリーズで、この中に つらみ史としての地位を確立しつつある松沢さんの本が入るのは大変すばらしいな という気持ちと、でもこのシリーズの存在を知らなかった私と同じ境遇の子どもには届かないんだよな という つらい思いがあります。

  • はじめに
  • 第1章 突然景気が悪くなる──松方デフレと負債農民騒擾
  • 第2章 その日暮らしの人びと──都市下層社会
  • 第3章 貧困者への冷たい視線──恤救規則
  • 第4章 小さな政府と努力する人びと──通俗道徳
  • 第5章 競争する人びと──立身出世
  • 第6章 「家」に働かされる──娼妓・女工・農家の女性
  • 第7章 暴れる若い男性たち──日露戦争後の都市民衆騒擾
  • おわりに