はてな地図

ほつまさんのところからトラバっていただいてますが:http://d.hatena.ne.jp/hotsuma/20040716
わたしのとこにもぽつぽつ、

koseki.cc | はてな地図 | contractio
http://www.ii.ist.i.kyoto-u.ac.jp/~koseki/hatenamap/hatenamap.cgi?target=contractio

からのお客さまが。
記事:

『心脳問題』発刊イベント@四谷#レポまとめ

ASIN:4255002770
レポまとめ(http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040712)に、おにわさんを追加。

今日のシンポジウムで小松美彦氏が「若い外野の2人によるアカデミズムへの挑戦状」と言っていたけれど、

「在野」、ですな。 (引用元修正済み)

アカデミッシャンにとってしか意味の無い形容だと思いますが。もっとも、それをきっちり「内面化」されてがんばっちゃっていらっしゃった、こんな↓方もいらっしゃりはしますけど:

アマゾンのレビューでこんな↓ことを書いていらっしゃる方がいましたが、まったくもって おっしゃるとおりですな:

この本は、そんな全共闘世代に属する米本さんが書いた半自伝だけど、やっぱりよく分からない。「残る一生は、京大理学部を呪いつぶすために道なき道を歩く」(96頁)と決意して在野の科学者になったそうだけど、ちゃんと恩師(白上謙一さん)は「嵯峨野通い」(110頁)を認めてくれたし、三菱化成生命研究所に就職できたのも一人の大学人(中村禎里さん)がサポートしてくれたおかげだった。それを「アカデミズムの中に共犯者がいた方が、研究がすみやかに進む」(182頁)って言われたら、立つ瀬がないだろうなあ。

ところで google:米本昌平 したらこんなのがヒット。米本室長の講演録です。

  • 特別講演「地球環境問題:自然科学と政治の融合」講演録 http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/sympo/98/yonemoto/

はっはっは。また融合ですよ奥さん。

内田&鈴木「いまもういちどやさしく学ぶ構造主義」

会話が恐ろしくかみ合ってなくて面白い。こんなに面白いのみたのは『サイファ』以来かも。

  • 会話ってそういうものなのでは?
  • そういうものですかそうですか。


ところで、[daisensei] は、「本文中」にもいれていただけると私がよろこびます>editechさん
と書きましたが。普通に「カテゴリ」として使用すると、「セクションカテゴリ捕捉用キーワード」のほうにも捕捉されるようです。よかったよかった。

お買いもの: 長谷川書評(リドレー『やわらかな遺伝子』)

もう一発、editechさん経由で。(http://d.hatena.ne.jp/editech/20040714#p6

の、長谷川眞理子さんによるブックレビュー。

 一方で、「環境決定論者」たちは変わったのだろうか? それは、おもに人文・社会系の学問で人間を研究している人たちのことだが、さて、どうだろう? また、これは私の経験だが、若い人たちの多くは、「遺伝じゃない、環境だ」と思っている。環境決定論には、なにか魅力があるらしい。先にも述べたように、社会や文化が変われば変わることができるという希望を与えてくれるらしい。しかし、私は、個人のあり方が環境で決まるなんて、遺伝で決まるというのと同じくらい、いや、それ以上に不愉快だ。「私」というものが完全に外部から受動的に動かされるもので、「私」の内部から出てきたものがないなんて不愉快だ。いずれにせよ、環境がすべてでも遺伝がすべてでもないのだから、よかった。

「遺伝子」は、「私」とか「個人」とかにとって「外部」にあるんじゃないですか? (どうして「内部」だなんていえるんでしょう???)

個人のあり方は環境で決まるという文が、「私」というものが完全に外部から受動的に動かされるということを意味するのだとして。
しかしそうだとしたら、個人のあり方は遺伝子で決まるという文の意味も、同様に「私」というものが完全に外部から受動的に動かされるということを意味する、と解さないとおかしいではないですか。
なので、「それ以上に不愉快だ。」という主張は理解しがたい。です。
私には、「遺伝子決定論」は 「環境決定論」のひとつのヴァリエーションである と考えるのが筋が通っているように思えますが。(したがって、「遺伝か環境か」という「論争」は、「環境決定論」というコップ*1のなかの争い なのではないか、と。)
もちろん、「遺伝か環境か」という問いを、歴史的な問いとして扱い、それにまつわる論争を再構成し・提示してくれることには充分におおきな意義のあることだとは思います。はい。

*1:ものすごく大きな

大先生キーワード

いきなり存続が危ぶまれている [daisensei] キーワードですが、やはり「公共性」が低かった、ということでしょうか(やば
ともかくも、現時点のスコアは:

殺シ屋鬼司令・絶滅学覚書並抜書さんに使っていただいているのでかろうじて少しは格好がついていますが、明日はあやうい。