第6章「人格的な信頼」

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  • [01]
  • [02]
  • [03]
  • [04]
  • [05]
  • [06] 人格的信頼の学習:信頼形成を容易にする社会的条件について
    • [07] Prinzip der kleinen Schritte について
    • [08] 人格

人格的な信頼関係の生成のための、最初にして根本的な前提は、人間の行為が、そもそも人格的に規定された行為として人の眼に映るようになっていることである。

      • [09]「どのような行為ないし行為のアスペクトが、人格の表現として評価されるのか」
      • [10] 「人格」の成立条件としての期待の制度化:人格と役割:例 上司の指示による行為
    • [11] 二重偶然性の成立
      • [12]〈信頼を可能にする条件/信頼を現実化する条件〉

[13] さて我々は、これまでのところ単に[信頼関係への]第一の通路を把握しただけであり、しかも単にその外的な経過を捉えたに過ぎない。[信頼関係の存立のためには]これに加えて、任意には処理し得ず、挙示しうる秩序に従った、認識的および規範的な相が存在しなければならない。

    • [13] 信頼形成の第二の通路:
      • 認識的条件
      • [14] 規範的条件
      • [15] 義務を超えた功績
      • [16] 拘束/戦術的拒否
    • [17] 時間的継起の列:例 1.交換行為、2.協同逸脱行為
      • [18] 例1 交換行為
      • [19] 例2 協同逸脱行為
    • [20] まとめ
      • [21] 一般的規則の限定
      • [22] 人格的信頼の限界的な事例
  • [23] まとめ