いやまったく。ナニーが彼をそうid:contractio:20040301#p2させてしまったのか。かつての「稀代の俊英」は*1、なにがどうしてこんなことになってしまったのよ。
‥‥という興味押さえがたく、大先生の未読著作いくつかを注文してみるテスト。
- 作者: 西垣通
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/06/01
- メディア: 新書
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- 西垣通:談(吉岡洋:聞き手)「テロリストは生命記号論の夢を見たか?」in
- 作者: 山口昌男,室井尚
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2002/05/01
- メディア: 単行本
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宣伝文句はコピペの価値がある。
記号論はある意味では20世紀における文化の科学の源流であった。そこには様々な知の水脈が隠されており、硬直した知のシステムに対していつも「逆襲」をしかけている−。「記号論」に関する数々の論考を収録。いかにも「だめ感」が漂ってくるすばらしいコピー。ある種の──「硬直した知のシステムへの逆襲」というような硬直した図式使用を忌避せんとする──購買者を効果的に退け、無駄な出費をさせない、という意味で消費者に親切な、よい宣伝文句だといえる。──が、今回は買うのだ。資料だからな。まぁ、少なくとも山口大先生の「昔話」を聞くのは(たぶん)わるくなかろう*2。
ちなみに、こっちは発売時に購入&「享受」済み:
- 作者: 伊藤守,正村俊之,西垣通
- 出版社/メーカー: 早稲田大学出版部
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
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が、購買者にちゃんと的確な警戒心をおこさせ、しかも(実際に読んでみると)確かにその警戒に見合う内容であったわけなので、まぁそれはそれでよいのでしょう。きっと。