日曜社会学>社会学的告知>シンポジウム:「国際社会学」とは何か

奥さん! グローバル化ですYO!

【企画趣旨】
 1980年代後半国際化の波が押しよせる中、社会学の分野においても「国民社会」のみならず、国際的な視点から日本社会を見直すことが迫られてきた。その結果1990年前後より「国際社会学」という分野が開拓され、国民国家システムの国際比較、国境を越え、た資本や人の移動、地球規模での問題に対する国家や地域間協調といった視点が注目されてきた。現在では「国際社会学」という名称が、社会学の中でも市民権を得てきたように思われる。では「国際社会学」の中心課題とはいかなるものであるのか、グローバリゼーション、国民国家、さらには近代というものに対しどのようなスタンスを持って語られるものであるのか。今後の方向性はいかなるものなのか。こういった問いを射程に含め、「国際社会学」の対象、方法、可能性といったことがらを討論していくことが本シンポジウムの目的である。
筑波社会学会主催。(情報提供 thanxto 周藤さん)