Luhmann, ‘Familiarity, Confidence, Trust’

酒井泰斗の読書自慢。というか 思いつきメモ

  • Niklas Luhmann (2000) ‘Familiarity, Confidence, Trust: Problems and Alternatives’,
    in Diego Gambetta (ed.) Trust: Making and peaking Cooperative Relations, electronic edition, Department of Sociology, University of Oxford, chapter 6, pp. 94-107,



ひさびさに・時間をおいて突っ込んで読んでみたらなにか発見があるかもー
とか思ったんだけどわからんもんはやっぱわからんな。
とまれ この論文の(あるいは『信頼』の)、概念(の対照)規定がうまくいっているかどうか、といったことはさておき、この議論をフォローするのが難しいそもそもの理由は──trust のほうではなくて──もっぱらconfidenceのほうにあるのではないか、と思った。 で、confidence を記述することの難しさは、たとえば、「無視している」とか「気づいていない」という事態を(積極的に)記述することの難しさ、といったものに似たようなもんなのかも。とか。

「外部帰属」てのは、そもそもなにゆえ「帰属」といえるものなのか?、とかいった話を考えなければいけないことになりそうなのでめんどくさいな。やはり。