涜書:スタイン『法進化のメタヒストリー』

夜食。パラパラする。
「メタヒストリー」ってなんだ? とおもったら、なんのこたーない。「思想史」のことでした(しかも訳者さんがつけたタイトルだった)。
 「法の進化」について書いてあるのかとおもったら、「〈法は時間の中で変わる〉という考え方」の歴史について書いた本でした。

法進化のメタヒストリー

法進化のメタヒストリー

  • 1 自然法の伝統
  • 2 スコットランドの法律史観
  • 3 ドイツ歴史法学派
  • 4 法進化論の全盛期
  • 5 『古代法』の余波
  • 結び

つーか、これ↓に引き続き、教科書っぽい。

ローマ法とヨーロッパ (MINERVA21世紀ライブラリー)

ローマ法とヨーロッパ (MINERVA21世紀ライブラリー)

ところでこれ↑の訳者さんの名に見覚えがあったとおもったら、この↓フーコー本の著者さんであった。

フーコーの権力論と自由論―その政治哲学的構成

フーコーの権力論と自由論―その政治哲学的構成

買って読んでしまって たいへんに寒心した記憶があるよ。そういえば。