朝食。読了。
- 作者: ピータースタイン,今野勉,長谷川史明,岡〓@4AFE 修
- 出版社/メーカー: 文眞堂
- 発売日: 1989/11/01
- メディア: 単行本
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前エントリに書いたように[訳者さんがつけた]「メタヒストリー」ってのは「思想史」のことだし、[著者さんがつけた]「進化」というタイトルも、現在この語によってふつうに理解されているもの──構造化された-偶然の-累積──とは関係がないし。
著者さんは「生物進化論とも、社会進化論とも異なる法進化論の独自な歴史」を云々するけど、そこで「進化論」の名で呼ばれているものは「発展段階論的歴史記述」という表現でふつーに通用するもので、べつに「法独自の」ものなんかじゃないよなぁ、とおもいました。
■アダムスミスと恋の情熱:
[p.52]
■法人類学が教えるもの:
[p.126-7]
■所有について;メイトランドのメイン批判:
[p.130-1]
■無礼なデスニツキー(←「ロシア法学の父」):
しかしデスニツキーは、聖歌隊の指揮者をしていた教授のかつらを脱がし、無礼のかどで大学の批判を受けたために、その滞在期間を切り詰められた。[p.139]
すごい。