夕食。第1&2章再訪。ひきつづきちんぷんかんぷん(死語)。
- 作者: マイケル・E.ブラットマン,Michael・E. Bratman,門脇俊介,高橋久一郎
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 1994/11
- メディア: 単行本
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「欲求-信念説」には「記述的」側面と「規範的」側面とがあった。
2-3 では、意図(による行為へのコミットメント)には二つの側面があることを指摘して、上記の「記述的」側面を批判する。
[p.32]
なんかすごくあたりまえのことをいっておるw。
意図の持つこの二つの側面を考慮に入れないと、どんなおかしな主張をすることになるか。
[p.36]
2-4〜では、「規範的」な側面──「欲求-信念は行為の理由として働く」という主張──について。
- 控えめに拡張された「欲求-信念説」(2-4):
- 「他の状態と区別された独特の心の状態」という「意図」の地位は認めながら、実践的合理性に関しては欲求-信念という考え方を守る
- =「欲求や信念とは異なって、行為者の意図は彼の行為の合理性に対して直接的な関連性を持たない」と主張
- さらに弱い主張のバリエーション(2-4):「意図に基づいた理由」説
- 「欲求-信念」モデルによって与えられた「行為の理由」の構造の依拠しつつ、行為の理由の説明を意図に基づいた理由で補うもの
- =「欲求や信念のみが行為の理由を与えるのではなく、意図も(信念と一緒になって)行為のり裕を与える」と主張
2-4 と 2-5 で、これらがそれぞれ批判される。