過去の記憶と未来の徴候とが揺曳している場所としての都市.都市こそが可能にしてきた想像力の経験の根拠を問う都市表象分析.都市論,建築論,神話,詩,小説等のテクストや絵画,写真,映画のイメージを対象に,表象文化論の一つの結実を提示する.
- コレクション認知科学4『日常言語の推論』
- 坂原 茂(東京大学大学院総合文化研究科教授)
- 46判 240頁 税込2520円/本体2400円 ISBN:9784130151542
われわれは,自然言語を介して絶えず推論しながら生きている.条件文を中心とする自然言語の論理と,対話者間で共有される暗黙的知識の枠組の位置づけを図り,言語理解に関与する論理的知識と語用論的知識の相互関係を明確化する.巻末には,【解題】条件文研究の現状(坂原 茂)を新規収録.