夕食。
- 前田 泰樹、2005、「行為の記述・動機の帰属・実践の編成」in 『社会学評論』56(3)、p.710-726
- Emanual A. Schegloff, 1988, "Description in the Social Sciences I: Talk-in-Interaction." in Pragmatics 2, p.1-24
http://www.sscnet.ucla.edu/soc/faculty/schegloff/pubs/index.php
課題
次の主張をくだくだしく10倍くらいに敷衍してみましょう。
- 実際になされた記述 が 何を行っていることになるのか についての社会学的記述は、
- その記述が いかなる手続きのもとで 当の行為を行っているのか についての説明 と結び付けられることで、
- ひとつの分析となる(Schegloff 1988)。[p.721]
上記のように強調でもしないとこの文はたいへん読みにくいと思った。
かといって括弧をつけまくるとそれはそれで読みにくい。困ったものである。
↓
ちょっとだけパラフレーズ:
- あなたが (実際に為された)或る行為について、「それはどんなものであるか」という(社会学的)記述をしたいのであれば、
- 行為とは「或る記述 のもとでの行為under a description*」なのだから
その「記述」のほうに焦点を定めて、- その記述 は いかなる手続きのもとで産出され(、それによって その行為を作り上げ)ているのかを分析することで、おこなえばよいのです。
ちっとも敷衍された気がしません。面目ない。