おかいもの:馬原『エルンスト・カッシーラーの哲学と政治』

カッシーラーで博論って、どんな大先生なのかしらー
・・・と思ってたら、著者さんは1976年生まれですって。
タイトルもひっくるめて まことに反時代的であります。

エルンスト・カッシーラーの哲学と政治―文化の形成と〈啓蒙〉の行方

エルンスト・カッシーラーの哲学と政治―文化の形成と〈啓蒙〉の行方

第一部 シンボル形式の哲学の政治的地平──モデルネの構造転換

  • 第1章 思惟形式の革新──シンボル形式の哲学と〈啓蒙〉の精神
  • 第2章 モデルネの功罪──シンボル形式の両面的価値
  • 第3章 文化哲学の射程──シンボル形式の哲学からシンボル形式の政治へ

第二部 三つのメルクマール──出発点と転換点と到達点と

  • 第4章 出発点──判断力理論とドイツ精神をめぐって
  • 第5章 転換点──自然法思想とドイツ国家をめぐって
  • 第6章 到達点──マキャヴェッリの政治理論をめぐって 
  • 結 論 〈啓蒙〉の「新たな始まり」
出版社のひと、目次くらい載せておいてくださいよ。