涜書:仲正『いまこそロールズに学べ』

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)』、……『ヴァルター・ベンヤミン――「危機」の時代の思想家を読む』、『カール・シュミット入門講義』と、著者の「偉い人紹介」シリーズは けっこう付き合ってきたが、あれこれの論題で水準がほとんど変わらない感じがするのがすごい。同定神は、いつのころからか本当に魔法がつかえるようになったのではないか。
教養主義が死んでしまったかのように見えるこの世界に投下された一連のシリーズが、これを読んだ現20才前後のひとたちによって、10年後くらいに爆発的な効果をもたらすような気がする。というか期待したい。

いまこそロールズに学べ  「正義」とはなにか?

いまこそロールズに学べ 「正義」とはなにか?


ところで『いまこそハイエクに学べ: 〈戦略〉としての思想史』て読んでなかった。

ハイエクって、ちょっと無駄に持ち上げられすぎじゃね? それを言うならアーレントもだけど。