おかいもの:イアン・ハッキング『表現と介入』

読書会があると聞いて。



旧版(ISBN:4782800320)の入手が難しくなっていましたが、文庫版が出ました。

本書は1986年、産業図書より刊行された。文庫化にあたり、訳者の著作権管理者の許可を得た上で、吉沢文武氏(千葉大学)の全面的な協力により、文意文体を損なわない範囲で底本の訳語を改訂した。また、著者名の表記や副題も変更した。

あと、新しく戸田山和久さんの解説が巻末についています。

目次の文字、戸田山さんの行だけ級数が異様にでかくなっているあたりとか、ちくまはやることがあざといですな。ちょっとやり過ぎじゃないですか。
表現と介入: 科学哲学入門 (ちくま学芸文庫)

表現と介入: 科学哲学入門 (ちくま学芸文庫)

  • 序論──合理性
第1部 表現すること
第2部 介入すること
  • 第9章 実験
  • 第10章 観察
  • 第11章 顕微鏡
  • 第12章 思弁、計算、モデル、近似
  • 第13章 現象の創造
  • 第14章 測定
  • 第15章 ベーコン的主題
  • 第16章 実験活動と科学的実在論