- 吉田民人(2003)「近代科学のメタパラダイム転換:一つの試論」 日本学術協力財団『学術の動向』8(10), pp.31-35
http://ci.nii.ac.jp/naid/130001496866
第18期日本学術会議の副会長だったときのもの。
p.34
ところで、以上の報告書第7章の試論、とりわけ「科学の根本範疇の転回」は、用語の珍奇性と難解、極度の異端性ほかの理由から、日本学術会議の対外報告の内容として相応しく無いというのが、各部から選ばれたレヴュー委員ならびに分科会を含めて新しい学術体系委員会の多数意見であった。その試論が大勢を覆して付論としてでも報告書に含まれることになったのは、委員会の二人の幹事、久米 均氏と上野民夫氏の理解と説得によるものであった。
- 新しい学術体系委員会(平成15年6月24日)「新しい学術体系−社会のための学術と文理の融合−」http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/18youshi/1829.html
- 西阪 仰(1990)「吉田民人『自己組織性の情報科学』『情報と自己組織性の理論』」 『週刊読書人』1990年10月1日号
- 西阪 仰(1992)「吉田民人『主体と所有構造の理論』」 『図書新聞』1992年4月18日号
- 長谷川公一(2010)「「峻拒」――最後の問いかけ」 吉田民人先生を語る会『吉田民人先生の想い出』pp.75-6
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~hasegawa/pg47.html - 長谷川公一(2010)「師を見つける旅:卒業生に贈る言葉 2009年度」 ソキエタス 2009年度
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~hasegawa/Soc10Yoshida.html