2021-05-04 借りもの:中野敏男(2020)『ヴェーバー入門:理解社会学の射程』 ヴェーバー入門 ――理解社会学の射程 (ちくま新書)作者:敏男, 中野発売日: 2020/12/09メディア: 新書筑摩書房 ヴェーバー入門 ─理解社会学の射程 / 中野 敏男 著 第1章 ヴェーバー理解社会学の誕生 動機の理解に関心を寄せる なぜ理解を方法とするのか―二つの流出論批判の意味 理解はどうして可能なのか―解明的理解への道を開く 理解を学問方法にまで鍛える 第2章 理解社会学の最初の実践例―『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読む 理解社会学の起動 「資本主義の精神」の解明的理解―理解社会学の「問題の立て方」 「禁欲」の動機理解―プロテスタンティズムの価値分析 禁欲と資本主義の精神―その帰結から始まる問い 第3章 理解社会学の仕組み―『経済と社会』『宗教ゲマインシャフト』を読む 理解社会学の基礎論としての『経済と社会』 基礎概念の編成―行為と秩序の緊張 『宗教マインシャフト』の成り立ち 宗教倫理への問いを定位する―救済宗教への視覚 第4章 理解社会学の展開―『世界宗教の経済倫理』を読む 比較宗教社会学への展開 「物象化」という問題視角 儒教とピューリタニズム 普遍史的関心の射程