「哲学入門読書会」紹介01: 会のタイトルについて

 吉川浩満さんと開催している「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」の過去回でお話ししたことを note にて紹介していきます。

 この会は、容易に読める難しくない文書を複数人で読みながら、他人が書いたものを読むトレーニングをおこなうことを趣旨としています。 本会のウリはトレーニングの方にあり、note に転載する「お話したこと」の内容の方にはありません(ので転載しています)。 紹介記事を読んで気になった方は、ぜひ読書会のほうにいらして(実際に身体を動かしてトレーニングに参加して)ください。
 どちらも高校卒業程度相当の知識と教養を持ち、本の読み方をトレーニングしたい方を対象としています。

 10月1日から千葉雅也さんの『現代思想入門』を対象文献として第四期がスタートします。お申し込みはこちらから。

読書会紹介動画

「(非)哲学の講義」と「哲学入門読書会」については、これまでに三回、哲学の劇場Youtubeチャンネルにて紹介動画を作っていただいています。参加を検討されている方にはこちらも参考にしてください。

第一回 2023年01月24日

「講義」と「読書会」の双方に参加されているOさんとMさんをお招きした回です。

 読書会設置の経緯、なぜ「難しくない読めてしまう本」を選んでいるのか、本を読む前・読書会前に行える準備作業、読書会当日に使うレジュメなどについてお話ししています。

第二回 2023年05月30日

「読書会」に参加されている作家・ライターの石田月美さんをお招きした回です。

 刻々と変化していく吉川さん作成のレジュメ、参加者が著作に関するコメントを書き込むホワイトボード、ホワイトボードに書き込む際に使うフォーマット(短距離の反省)、著者が読者のために与えている各種の手がかりのつかみかた、なぜ読書会前に本を三回読むのか、道徳と訓練の区別、「自明なこと」と「訓練の設計」との関係 などについてお話ししています。

第三回 2023年09月08日

「読書会」に参加されている宮崎智之さんをお招きした回です。

第二回でもご紹介した、コメントを書き込む際のフォーマット「短距離の反省」について、もう一歩詳しく解説しています。