お買いもの:『レヴィナス・コレクション』

第I部

第II部

  • すべては空しいか
  • ある
  • 時間と他なるもの
  • 現実とその影
  • 多元論と超越
  • 存在論は根源的か
  • 自由と命令
  • 自我と全体性
  • スピノザの事例
  • 『全体性と無限』要約
  • 書評V──あなたはバルフを読み直したか
  • ヒューマニズムアナーキー

クィア理論入門公開連続講座「トランスジェンダー理論:性別という時間」

KOSS一般公開イベント】クィア理論入門公開連続講座「トランスジェンダー理論:性別という時間」(全6回)

2022年度 KOSS クィア理論入門公開連続講座:第1回「SEX/GENDERを時間的に捉える」
  • 講師:葛原 千景 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
  • 第一回:時間としてのSEX/GENDER
  • 第二回:倒錯・クィア・LGBTfakeT
  • 第三回:フェミニズムと女の境界
  • 第四回:障害と医療
  • 第五回:性別以降への片道切符
  • 第六回:二つしかない道、二つしかない身体

第一回:時間としてのSEX/GENDER

苦手分野克服の旅:レヴィナス

主体

バタイユ

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今月の50冊

  1. 近代法の形成 (岩波全書) 村上 淳一 263p ISBN:400020128X
  2. PCRの誕生-バイオテクノロジーエスノグラフィー ポール ラビノウ 262p ISBN:4622039621
  3. ヒューマニズム」について-パリのジャン・ボーフレに宛てた書簡 (ちくま学芸文庫マルティン ハイデッガー 398p ISBN:4480083529
  4. 『貨幣の哲学』という作品-ジンメルの価値世界 (SEKAISHISO SEMINAR) 岩崎 信彦 276p ISBN:4790711706
  5. ひきこもりの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR) 井出 草平 250p ISBN:479071277X
  6. アメリ保守革命中公新書ラクレ) 中岡 望 241p ISBN:4121501268
  7. アーヴィング・ゴッフマン (serica books) イーヴ ヴァンカン 242p ISBN:4796702210
  8. クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫) ポール クルーグマン 434p ISBN:4532192021
  9. ケインズ講談社学術文庫) 伊東 光晴 421p ISBN:4061591053
  10. スピノザの哲学 桂 寿一 389p ISBN:4130100033
  11. ソクラテス以前の哲学者たち 第二版 ジェフリー・スティーヴン カーク 628p ISBN:4876986886
  12. マックス・ウェーバー 2 マリアンネ・ヴェーバー 0p ISBN:4622019426
  13. マックス・ウェーバー講談社学術文庫) 安藤 英治 463p ISBN:4061595873
  14. モンテーニュ ピーター バーク 140p ISBN:4771012318
  15. 不平等との闘い ルソーからピケティまで (文春新書) 稲葉 振一郎 254p ISBN:4166610783
  16. 世界のシンク・タンク-「知」と「治」を結ぶ装置 鈴木 崇弘 261p ISBN:4377309897
  17. 使える現象学ちくま学芸文庫) レスター エンブリー 349p ISBN:4480090584
  18. 創造の方法学 (講談社現代新書) 高根 正昭 198p ISBN:4061455532
  19. 古代ユダヤ教 (上) (岩波文庫マックス・ヴェーバー 344p ISBN:4003420985
  20. 右手の優越-宗教的両極性の研究 (ちくま学芸文庫) ロベール エルツ 269p ISBN:4480086382
  21. 君主論 (1959年) (岩波文庫マキアヴェッリ 186p ISBN:B000JARD10
  22. 大企業の指導者たち (1958年) J.C.アビグレン 327p_B000JAUI7G
  23. 大地と人類の進化(下巻) 歴史への地理学的序論 (岩波文庫 青 451-2) フェーヴル 333p ISBN:4003345126
  24. 存在の連鎖 (叢書 ヒストリー・オヴ・アイデアズ) C.A. パトリディーズ 200p ISBN:4582733670
  25. 学歴社会のローカル・トラック-地方からの大学進学 (SEKAISHISO SEMINAR) 吉川 徹 244p ISBN:4790708950
  26. 官僚制と人間 (1956年) (社会科学ゼミナール〈第7〉) ペンディックス 124p ISBN:B000JB1EMS
  27. 憲法 (図解雑学) 後藤 光男 265p ISBN:4816336850
  28. 戦略サファリ-戦略マネジメント・ガイドブック (Best solution) ヘンリー・ミンツバーグ 437p ISBN:4492530649
  29. 現代倫理学入門 (講談社学術文庫) 加藤 尚武 256p ISBN:406159267X
  30. 現代文明を考える-芸術と技術 (講談社学術文庫) ルイス マンフォード 236p ISBN:4061592939
  31. 確率の哲学的試論 (岩波文庫 青 925-1) ラプラス 287p ISBN:4003392515
  32. 社会的自我 ジョージ・ハーバート ミード 119p ISBN:4769907125
  33. 習慣論 (岩波文庫 青 687-1) ラヴェッソン 136p ISBN:4003368711
  34. 行動を説明する-因果の世界における理由 (双書現代哲学) フレッド ドレツキ 318p ISBN:4326199474
  35. 覚醒剤の社会史-ドラッグ・ディスコース・統治技術 佐藤 哲彦 446p ISBN:4887136714
  36. 言語の脳科学-脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書) 酒井 邦嘉 340p ISBN:4121016475
  37. 言語ゲーム一元論-後期ウィトゲンシュタインの帰結 黒崎 宏 223p ISBN:4326153296
  38. 詳説世界史研究 木下 康彦 568p ISBN:4634034204

ミシェル・フーコー『フーコー・コレクション5:性・真理』

秋の上野レクチャー。


  • 性現象と真理
  • 身体をつらぬく権力
  • 性の王権に抗して
  • 世界認識の方法―マルクス主義をどう始末するか
  • 性現象と孤独
  • 性の選択、性の行為
  • 倫理の系譜学について―進行中の仕事の概要
  • 快楽の用法と自己の技法
  • 『性の歴史』への序文
  • 自由の実践としての自己への配慮
  • 生存の美学
  • 自己の技法
  • 個人の政治テクノロジー

みんなで読む哲学入門:フーコーにおける古代と近代

  • 第1回 11月15日(火) 「個人の政治テクノロジー」406~434頁
     (参考:「快楽の用法と自己の技法」235~279頁)
  • 第2回 12月6日(火) 「倫理の系譜学について――進行中の仕事の概要」170~234頁
     (参考:「身体をつらぬく権力」12~31頁)
  • 第3回 12月27日(火) 「自由の実践としての自己への配慮」292~336頁
     (参考:「性現象と孤独」116~134頁)
  • 第4回 1月17日(火)(2023年) 「自己の技法」350~405頁
     (参考:「生存の美学」337~349頁)

 これまで当ゼミナールでは、 近現代ヨーロッパの政治哲学にかんする古典を輪読してきました。 2018年度にはユダヤ人問題や全体主義に近代的な啓蒙思想の隘路を見たアーレントの諸論考を読み進め、 2019年度にはそこから遡って啓蒙思想のエッセイ風スタイルの著作を、イギリス・フランス・ドイツの国境をまたいで旅するように眺めてきました。そして、2020年度からは読み応えのある長編古典にもチャレンジしています(ルソー『人間不平等起源論』、アダム・スミス国富論』・『道徳感情論』など)。今回は2021年秋に引き続き、20世紀最大の思想家のひとりミシェル・ フーコーのエッセイやインタビューを読みたいと思います。
 フーコーが亡くなるまでの最後の10年間近くの思想は、これまで多くの謎に包まれていました。しかし、近年コレージュ・ド・フランスでの講義録が次々と編集・邦訳され、徐々にその全貌が見えてきました。今回のゼミでは、そうした成果を踏まえて適宜解説を加えながら、より手軽にアクセスできるインタビューを中心としたフーコーのテクスト群を読んでいく機会としたいと思います。
上野大樹・記)

https://peatix.com/event/3390480/view

ミシェル・フーコー(1982)「自己の技法」

読書会の担当が当たったので。

思考集成10の索引ではマックス・ウェーバーが11回拾われている。

  • 109, 274, 278, 310, 330, 339, 347, 351, 356, 363, 364




思考集成08(1979-81)『政治/友愛』

  • 295「性現象と孤独」(1981年)

思考集成09(1982-1983)『自己/統治性/快楽』

  • 329「自己の書法」(1983年)
  • 338「快楽の用法と自己の技法」(1983年)

思考集成10(1984-88)『倫理/道徳/啓蒙』

  • 356「自由の実践としての自己への配慮」(1984年)
  • 362「真理、権力、自己」(1982年のインタビュー。「自己の技法」講義と同じ時にヴァーモント大学でおこなわれた。)
  • 363「自己の技法」(1982年。ヴァーモント大学での講演)
  • 357「生存の美学」(1984年のインタビュー)

『自己のテクノロジー』訳者あとがき所収の表(p. 276)。

コレージュ・ド・フランス 合衆国での活動
79 「いのちの政治の誕生」 10月 「全体的かつ個別的に」 スタンフォード大学
80 キリスト教における性経験と自己のテクノロジー 10月 「真理と主体性」 カリフォルニア大・バークレイ校
11月「性と孤独」 ニューヨーク大学人文学研究所
81 古代ギリシャにおける真理と主体性の関連の形成」 10月 「主体と権力」 南カリフォルニア大学
82 古代ギリシャ・ローマの実践における自己の解釈学の形成 10月 「自己のテクノロジー」 ヴァーモント大学
  「個人に関する政治テクノロジー」 同大学
83 「自己の統御という主題、ならびに政治的な徳としての parrhesia[真実の言明]」 4月 「政治と倫理」 バークレイ校
  「倫理の系譜学」 同校 
84 「道徳な徳としての parrhesia のギリシャ的な実践」

『快楽の活用』
『自己への配慮』
6月 死去

自己の技法(1982)