文學界連載のためにおうちにあるポンチ本を読んでいます。
刺激-反応-行動概念について。
- ISBN:4622083701 ISBN:462208371X
- 版元 https://www.msz.co.jp/book/detail/08370/
- 『メルロ=ポンティ・コレクション』(ちくま学芸文庫) ISBN:4480084681
これには「自然」講義の要項が収録されている。 - メルロ=ポンティ『自然――コレージュ・ド・フランス講義ノート』 みすず書房
そういえばこれ入手してなかった
文學界連載のためにおうちにあるポンチ本を読んでいます。
刺激-反応-行動概念について。
朝日カルチャーセンターでは一線の哲学研究者たちによるバラエティに富んだ多数の哲学講義が開催されていますが、本講座は、それらとはまったく異なる性格を持っています。本講座は、哲学に関心のある非専門家たちが集まって、非専門家である講師二人とともに、哲学との「大人のつきあい方」について相談しあうための互助会であることを目指しているからです。
2021年度からは、過去の講座で要望の多かった文献講読講義を、自己啓発書の古典を使って開始します。課題は二つ:手続きを踏んで形式的にテクストを読む訓練と、私たち自身の通俗性について反省的に検討することです。
自己啓発は、哲学のライバルプログラムとして すでに私たちの思考に深く大きな影響を与えていますが、それだけでなく私たちが帯びざるを得ない通俗性を反映してもいます。これから1〜2年ほどの時間をかけて、自己啓発の一つの起源だと言われる「ニューソート」へと歴史をたどり・調べながら、私たち自身の通俗性について考えてみたいと思います。その作業は、自己啓発書の愛好者にも嫌悪者にも無関心な人にも、そしてなにより、哲学とのつきあい方に苦慮している人たちにとって 有意義なもの──「自分自身を知ること」に関わるもの──になるはずです。
なお、以上のような趣旨ですので、本講座の受講にあたって哲学に関する特別な知識も過去の講座の受講経験もまったく必要ありません。(講師記)
宮崎智之さんと今井楓さんがパーソナリティをつとめる 渋谷のラジオ「BOOK READING CLUB」にて、哲学入門読書会 にも参加していただいている宮崎智之さんに、連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。
今月からスタートする文芸誌の連載記事を紹介するという趣旨で、「読むためのトゥルーイズム」についてもかなり長い時間をとって内容を紹介していただいています。
番組は、こちらからアーカイブ視聴ができます。
文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて吉川浩満さんとの共同連載がスタートします。吉川さんと共同開催している朝カル講座 と 哲学入門読書会 を原稿化したものです。
タイトルは「読むためのトゥルーイズム」、初回掲載号は2024年1月6日発売の2月号です。
[ https://note.com/bungakukai/n/na7a92280dba9]
- 【創作】
- 【新連載】
- 酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」
- リレーエッセイ「身体を記す」 第1回 町屋良平「灰色の愛」
- いま自らの身体は、どう表現されるのか―「私の身体を生きる」に続くリレーエッセイ
- 東畑開人「贅沢な悩み」新連載第2回
- 千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」新連載第2回
- 【批評】
- 安藤礼二「燃え上がる図書館――アーカイヴ論」第8回
- 【評論】
- 【特集】没後100年、これからのカフカ
- 評論
- 川島隆「カフカの『フェリスへの手紙』について 」
- エッセイ
- 連載
- 表紙画=下山健太郎
- グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.