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基本的法概念の未開法研究への適用:ホーフェルド(その3:補遺)

あとでたぶん使うので、ほかの二つについてもコピペしておく。 III 権限は、AがBに影響する新しい法律関係を任意に発生させることができるという意味である。 Aが、「私がこのことをすれば、それがBに新しい義務を課し私には新しい要求権を付与すること…

基本的法概念の未開法研究への応用:ホーフェルド

ホーベル前掲著から引用:ホーフェルドの基本前提は、あらゆる法律関係は人と人との間にあること、[‥]であった。[‥] 法律関係は、すべて双務的である。そしてホーフェルド図式で認められた四つの基本関係には、貨幣のようにそれぞれ両面がある。したがっ…

法人類学における基礎法学概念の使用について

ホーベルは──パラドクスを先鋭化することなく──、次の前提から出発する。‥‥ほかに やりようがあるだろうか? もしも未開社会に、われわれ現代社会におけると同じ意味で法が存在するとすれば、西欧の法学者の基礎的法概念は──もともとは西欧文明法研究者の必…