ウェーバー『経済と社会』邦訳対照表

夜食。『ウェーバー支配の社会学―古典入門 (有斐閣新書 D 30 古典入門)
3章以外は おもしろかったので もいちど読んでみたよ。


附録p.220 の『経済と社会』邦訳対照表が便利なので 将来の俺のためにメモしておく。

ただし79年に出た本なのでデータ古いです。
原典章別創文社部分訳
■第1部 社会学的範疇論
1章 社会学的基礎概念社会学の基礎概念社会学論集―方法・宗教・政治 (現代社会学大系)社会学の根本概念 (岩波文庫)
2章 経済の社会学的基礎範疇世界の名著 50 ウェーバー世界の名著 61 ウェーバー (中公バックス)
3章 支配の諸類型『支配の諸類型』isbn:442389405X権力と支配―政治社会学入門
4章 身分と階級権力と支配―政治社会学入門
■第2部 経済と社会的諸秩序および諸力
第1章 経済と社会的秩序法社会学isbn:4423894068社会学の基礎概念社会学の根本概念 (岩波文庫)
第2章 共同体の経済的諸関係世界の名著 50 ウェーバー世界の名著 61 ウェーバー (中公バックス)
第3章 経済との関係における共同社会関係および利益社会関係の諸類型世界の名著 50 ウェーバー世界の名著 61 ウェーバー (中公バックス)
第4章 人種的共同体関係
第5章 宗教的共同体関係の諸類型『宗教社会学isbn:4423894076
第6章 市場共同体
第7章 法社会学法社会学isbn:4423894068
第8章 政治的共同体権力と支配―政治社会学入門
第9章 支配の社会学
  1. 支配の諸構造形態と諸機能様式
  2. 正当的支配の三つの純粋型
  3. 官僚制的支配の本質、その諸前提および展開
  4. 家父長制的支配と家産制的支配
  5. 封建制、身分制国家および家産制
  6. カリスマ的支配とその変形
  7. 政治的支配と教権的支配
  8. 非正統的支配──都市の類型学
 
  1. 『支配の社会学 I』isbn:4423894017
  2.  
  3.  
  4.  
  5. 『支配の社会学 II』 isbn:4423894025
  6.  
  7.  
  8. 『都市の類型学』isbn:4423894033
 
  1. 権力と支配―政治社会学入門社会学論集―方法・宗教・政治 (現代社会学大系)
  2. 宗教・社会論集
  3. 権力と支配―政治社会学入門社会学論集―方法・宗教・政治 (現代社会学大系)宗教・社会論集官僚制
  4.  
  5.  
  6. 社会学論集―方法・宗教・政治 (現代社会学大系)
  7. 世界の名著 50 ウェーバー世界の名著 61 ウェーバー (中公バックス)
  8. 国家社会学
■付論
第9節 音楽社会学音楽社会学isbn:4423894041

涜書:スコット『制度と組織』

昼食。

字でかっ!

制度と組織

制度と組織

民族学的方法論(ひさびさに)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

涜書:スコット『制度と組織』

夕食前半。

制度と組織

制度と組織

えらいひとらしいのでもう一度がんばってよんでみているのだけれどもやはりどうしようもなく■■らないのですがどうしたらいいですか。


しかたがないのでまたまた「せめて文献」メモ:

Silberman の批判と彼の試みた組織理論の修正は、アメリカよりもヨーロッパにおいて大きな影響力を有した*。さらに、その後の彼の研究**では、共通の情況に関する組織参加者の現象学的な説明に結びつけた 意味や合理性の多数性を民族学的方法論に立って強調(ethnomethdological emphasis)することへと、その焦点を移行させている***。[p.48]

  • * Silverman, David and J. Jones, 1976, Organisational Work: The Langage of Grading and the Grading of Langage. London: Macmillan
  • ** Salaman, Richard, 1974, "Toward a Sociology of organisational Structure." Sociological Review 26:519-554
  • *** Reed, Michael, 1985, Redirections in Organizational Analysis, London Tavistock isbn:0422789402

google:タビストック キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

Westney(1987*)は、日本の官吏が成功モデルを探しもとめて世界中を視察し、熟考しながら文化の模倣をしようとした話から始めるが、欧米における既存のアイディアを日本という新しい文脈に適合させる必要性から、物語は直ちに新文化の創案話へと移行する。[p.229]

* Westney D. Eleanor, 1987, Imitation and Innovation: The Transfer ofWestern Organizationa Patterns to Meii Jaan. Cambridge, MA:Harvard ni. Pr. isbn:1583485384

「創案」の原語は inventions であります。

涜書:ルーマン『社会の社会』

夕食中盤。

Die Gesellschaft der Gesellschaft

Die Gesellschaft der Gesellschaft

第2章「コミュニケーション・メディア」
第11節「象徴的に一般化されたコミュニケーション・メディア 3:構造」
第12節「象徴的に一般化されたコミュニケーション・メディア 4:自己確証」
ひととおりみた。
ガイシュツネタ列挙、という感じで、やたらとクソこむつかしかったこの章のなかでは、まぁ安心して(?)読める節かなぁ、と。


この節で重要なのは、この提題ですかね:

[2-11-47]
動機付けに過大に成功するとか過小にしか成功しないとは 何を意味するのだろうか。

〈メディア/形式〉区別から出発すると、タルコット・パーソンズのようなかたちで「メディアの基盤」についてベタには語れない。ならば メディアの基盤 について、事情はどうなってるの? ‥‥ということ。
ところで、この節にも「共生のメカニズム」は 登場してましたね。

三橋「密度依存理論@ITmedia」

あとで読む。

 もう1つの組織研究における過去30年間の発展の特徴として、研究拠点がそれまでの社会学部からビジネス・スクールに移行したことが挙げられます(米国だけの話になってしまいますが)。これにより、従来の、組織の中のコントロールや官僚制、分業とコーディネーションという、システム構築と社会形成の機能主義的な観点から、組織戦略やパフォーマンス、組織間競争といった問題に研究者の関心も一気に移ることになりました。これらの近年の変化によって、組織研究の持つ本来の言葉が持つイメージだけではとても説明がつかない領域までもが最近の研究対象となってきており、経営学における戦略論や経済学の産業組織論などとの隔たりも益々なくなりつつあります。

あるいみ切ない。



お買いもの:『組織変革のジレンマ』

組織変革のジレンマ (ハーバード・ビジネス・レビューケースブック)

組織変革のジレンマ (ハーバード・ビジネス・レビューケースブック)

小田原『ホスト一番星』

夕食後半。

ホスト一番星 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

ホスト一番星 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)

TOUGH 11 (ヤングジャンプコミックス)

TOUGH 11 (ヤングジャンプコミックス)

天の覇王 1 (BUNCH COMICS)

天の覇王 1 (BUNCH COMICS)

な ん だ こ れ は。